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農村を活性化させる為には?

就農定住の成功事例~山形県高畠町

高畠町の成功要因を抽出してみよう。

①有機農業の先駆地としての知名度と都市との交流。
(地域としての有機栽培の方法論の定式化、販売ルートの確保による、基幹農家の安定)

②青年団活動に代表される地域の集団の存在。

但しこれら2点は,地域の魅力や潜在的活力を形作る上で土台を成しているが、成功の要因はもちろんそれだけではない。これらの土台を生かすことができたのは

③河原氏に代表される、地域の人々を再結集させ人的資源を引き出し、対外的に具体活動として、アピール活動を具体化させた指導者の存在。

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人・半農半業・脱市場、そして新しいNW社会へ

事業の必要条件として「人の魅力」が挙げられています。
そして、そのような人が行き交うネットワークと、活力を感じ共認充足を得られる場が必要ということなのでしょう。

また、生産様式として「半農半業」があります。
それは、それだけでは食っていけない農業の経営安定のための視点であるだけでなく、その半業として農業生産と緊密な関係のある業を行なうとするならば、異業種ネットワークに発展する可能性がありそうです。

そして、市場化から離脱したところに商圏(←言葉としてふさわしくありませんが…)をつくっていくべきことも指摘されています。その社会で人と人とをつなぐのは信頼関係・共認関係であり、そこでは共認価値として地域通貨が流通する可能性が十分あるとイメージできます。

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新たなネットワーク社会への道筋

>…市場の求めに応じて商品を生産するだけでなく、「都市に代表される市場社会の魅力」に替わって、地域集団としての「人間関係の共認充足」が、その根底の活力源として期待できます。地域集団は必要な食料を生産し、地域で消費することで市場とは関係なく存続できますから、これができれば市場社会がどのような形でランディングしても、地域集団としては生き残ることが可能な訳です。
市場社会がうまく終末を迎えるには、それに替わる地域集団社会が育っていくことが重要です。<


私も基本的には同様のイメージを持っています。

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趣味派の可能性

私の住む田舎にも田舎暮らしや自然志向の人たちが、最近多く越してきました。皆それぞれに畑を借りて、楽しそうに野菜を作っています。本業ではなく、趣味と言うか、まさに日々の営みとして農業に携わっているようです。ある人は、「田畑はやるけど、“農業”はやらない」と言います。つまり、金を稼ぐためにやるんじゃない、と言うことみたいです。

自分たちの食べる分を作り、余れば隣近所にお裾分けしてあげる。これが市場経済に巻き込まれる前の、地域自給的な「農」のあり方であったと思います。前上さんの仰った、手段としてではなく目的としての農業、我々が市場から離脱して再生していくべき農業の姿ではないかと考えます。そして西さんが仰るように、これなら趣味派のほうが可能性があるように思います。信念派は専業であるがために、市場からの離脱が困難なのではないでしょうか。


小松由布樹

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事業企画、再考。

次の課題である「皆で楽しんで、その中から可能性を育てる事業」を検討しようとして気になることがありました。

私達は事業の企画なるものに対して、大きな考え違いをしているのではないか?

これまでの検討の経緯を見れば、前上さんの投稿にある上中町の事業概要をを出発点に、町の問題点を整理し、集客に必要なターゲットを想定し、そのセグメントに応じて必要なメニュを考え、採算性を検討し、必要施設の整備を行う……・
確かに事業企画の基本パターンはこのような手順で進めることが多いし、ある意味セオリーと言ってもいいだろうと思います。

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バーチャル農業法人?

これだけ価値観が流動化している時代、若者にいきなり「信念」を求めるのも、やや錯誤的かもしれません。他方、「自分発」の興味関心で生産組織の一翼を担わせるのも心許ない。口コミネットワークを志向するならなおさらで、消費者的発想からは一歩踏み出た、「強い絆」を目指したくなるものですね。

 学卒がメイン・ターゲットとのこと。応望心の旺盛な現代若者気質を捉えるなら、入り口は気軽でどんどん底無し沼に足を踏み入れていくような――言葉は悪いですが――シカケが、相応しいのではないかと感じます。

 そこで、「バーチャル農業法人」というのはいかがでしょうか(思い付きですが・・)。どういうことかと言いますと、体験農業を段階的に生産組織化し、人の繋がりから来る期待/応望の圧力で絡め捕ってしまう方式――またまた言葉が悪いですが――です。

1)ネット上に「バーチャル農業法人」を設立
 この農業法人の従業員の大多数は、いわゆる「日雇い」です。ホームページには作付け計画や販売-流通計画、これに基づく求人計画などが示されます。遊びではなく「本業」として、本格的な事業計画であることが要求されます。

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農業は新たな社会統合として再スタートする。

農業は新たな社会統合として再スタートできるのではないでしょうか?

農業は「食料基盤の確保」をはじめ、「自然肯定視の潮流」や「集団再生や青少年が健全に育つ場」として大いに期待されています。しかし一方で、その担い手として手を上げる者はまだすくなく、なんと言っても農産物の価格が現状のままでは期待も冷めてしまう面もあります。そこでこれまでの農業の歴史を踏まえて、新しい農業の基盤を考えてみましょう。

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北の国から新しい風

先日の新聞に、北海道・浜頓別町で稼働し始めようとしている「市民出資の風力発電会社設立」の記事が載っており、興味深く読んでみました。

きっかけは札幌市の生活クラブ生協での勉強会から。電気をはじめとするエネルギー料金の自動振替が広まるあまり、あまりにも無自覚に電気を浪費したまま、ただ払っているだけになっている点がとりあげられました。そこで既に実績のある灯油の共同購入のシステムを電気に利用できないか、という発案をヒントに試行錯誤を続けた結果、「グリーン電力料金」制度導入の日本最初の事例へと結実しました。

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農村の崩壊と再興の可能性

多数の投稿者が指摘している様に現在の農業は完全な担い手不足の状態にある。
現在農家は約300万戸。そのうち3分の2が第二種兼業(農家非農業収入の方が多い農家)であり、かつ基幹農業従事者は約240万人である。しかもこの数字のうち半数近くが65歳以上の高齢者である。これまで農業生産の中心となっていた「昭和一桁世代」(これが現在農村の指導層でもある)リタイアの時期が来ており、このままの状態で推移すれば平成20年頃には基幹的農業従事者は約140万人にまで減少すると言われている。
 このことは多少の面積の集約化によって規模拡大がはかられるにしても、25%から30%の農地が耕作不能になることを意味する。
 現在確かに田舎志向や若者の農業志向は高まっている。それを受けて5年くらい前から新規就農者は増加しつつある。しかし昨年の40歳以下の新規就農者は全国で約一万人、新卒(中高大卒)だと約2000人である。(40歳以上も含めれば約6万人、いわゆる定年帰農層が増加している)。

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コンセプトは、『私、気付いたら就農してたみたいです♪』かな?

私の場合、一言でいって「対象は趣味派」です。

>②農を素材とした体験学習でどのようなプログラムを企画していくのか

ビーズアクセサリーが流行っているときがありましたが、
これは、「手軽に創れる」「創意工夫が出来る」という趣味的愉しみから始まります。
そこから非常にスムーズに、「だから誰でも生産者になれる」「だから色んな商品を提供できる」へつながり、そして、それが評価されてみんな(=お客さん)も喜んでくれるからやめられない、と嵌ってゆく人が多いそうです。

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農業の市場化について

現在の農業には兼業農家が多く、低コスト化、省エネ化が遅れている、があることは事実です。(但し流通の改善については他産業に比べて非効率的であるとはあまり思えません。例えば中間卸の比重は食料品の場合それほど高くありません)
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アメリカの集約型農業の例

昨日、農業改良普及員をしている大学時代の友人に久々に会いました。その時、彼がこんな話をしていました。

友人は去年、カリフォルニア州で農業を学ぶために、2週間渡米したそうです。その時見てきた、カリフォルニアの農業についての話をしてくれました。

アメリカでは、大規模農業はほとんど、企業が雇用人を使って行っているそうです。農業労働者の雇用条件については、非常に細かく法律で決められているらしい。例えばカリフォルニアでは、「腰を30°(数値は正確でないかも?)以上曲げてする労働を農業労働者に○時間以上させてはならない」、というようなことまで細かく法律で規定されているそうです。日本の農業者が聞いたらきっと笑ってしまうのではないかと思いますが(そんなこと言ってたら仕事にならないと思う)。

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地産地消

はじめまして。
私は農業生産物とその流通のあり方を考えた時、今後は「地産地消」という考え方が重要になってくるのではないかと思っています。

地産地消というのは、その土地でとれたものをその土地で食べるということです。(農産物以外にも適用できるのですが、)そのことの意味はいくつかあります。

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生産者と消費者の有機的なつながり

長谷さんは、『有機農業の本質は、人と人との有機的つながりの構築すること』であるというお話でした。生産者のためでもあるということでしたが、群馬県川場村の農家の方からこんなお話を伺ったのを思い出しました。

20年程前から過疎化に苦しんだ町では、当然のごとく農業の後継者不足にも悩まされていました。まちの振興策の一つとして仕掛けた『レンタアップル』制度は、生産者と消費者の有機的な関係を構築しました。お互いに顔が見える分、生産者にも責任感が生まれ、本当に安全な作物を作ることに専念するようになりました。むしろ、そうでなければ、消費者が離れていってしまい、責任を持たざるを得ない状況なわけです。

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