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農村を活性化させる為には?

◎四国バイオ炭普及プロジェクトから[バイオ炭リッチ]商品開発

四国をオーガニックの島に! 聖地を取り戻そう!


 炭には、不思議なパワーが秘められている。光線や電磁波などの波動を、炭が音波や超音波に変換して、波動を発すると、その音波周波数を好む細菌がまず増殖する。増えた菌が出す音波によって、今度は、別の菌が増殖する。結果として、炭があることで微生物がどんどん増殖していく。

 家畜のし尿と粉炭を混合して堆肥化すると、脱臭だけでなく、特殊な放線菌や枯草菌の仲間が繁殖して有機物を完全に分解し、良質な炭堆肥ができる。この堆肥の中には、土壌病害を抑える抗生物質が含まれている。

 炭は、アンモニアガスやアンモニア態窒素をよく吸着する。アンモニア態窒素を加えた炭の粉を土に混ぜておくと、その中に硝化菌が繁殖し、硝酸化成が起こるので、窒素循環をうまくコントロールできるようになる。

 バイオ炭リッチを畑に入れると、微生物の活動が盛んになる。元気になった微生物は、土の中で有機物をエサにして大増殖。微生物が増えれば腐植も多くなるので、保肥力が高まる。さらに、微生物は、空気中窒素を固定し、土の中にある鉱物化した肥料分を作物が吸収するのを助ける。(土の中にあるリン酸の大部分は、カルシウムやアルミニウム、鉄などと結合した鉱物リン酸であるが、これらは難溶化している。土に炭を与えると植物の根の共生菌であるVA菌根菌が増えて、菌糸が溶けたリン酸を植物に送り込む。)炭は、それ自体に肥料分はあまり含まれていないが、土壌が自ら肥沃化する力を引き出す働きがある。


 ●リン酸、堆肥、木酢と一緒に使う

 炭を土壌改良資材として利用する場合、炭単独で使うより、多少のリン酸や野草茶、アンモニア尿素を加えるとか、堆肥、木酢液を加えることが望ましい。


 ●特に、単作、連作、多肥多農薬使用の畑作に、炭は最適の資材

 炭があると増える微生物には、バチルス属の細菌が多く、これらが繁殖すると、他の菌が二次的に繁殖する。結果、腐敗菌を抑制し、有用微生物群を増殖させるので、病気に強い、地力のある土壌改良に繋がっている。


 ●炭の土壌改良効果は50年継続。1アール、一反(300坪)当たり、200kgが望ましい。



 ◆*気候変動に強い農法を考察してみよう。



一、古代農法では、畑の真ん中に深くて大きな穴を掘り、その中に堆肥を投入。これによって、地下層に微生物が活動の場を広げ土地全体を豊かにしていく。埋炭(直径1m×深さ1m)を畑の四隅に施す。これによって、結界を張る事ができ、土壌小動物、植物の共同体にとって、生物多様性の心地よい居場所ができる。



二、コンプライアンスプラントの機能を最大限に活用した「フォレストガーデン」が、最も気候変動に強い農法ではある。



三、2015年から地球環境は200年周期のミニ氷河期に突入。寒冷期に強い農地の準備が急がれる。理想的な土として国際的な研究者が注目している「テラプレタの土」の炭、腐植堆肥の炭素含有量は半端ではない。炭は投入量が多くてもプラスの影響はあってもマイナスの問題を引き起こさないという特徴がある。これらの炭素循環農法を守れば、自然栽培が豊かになると考える。




●くん炭は、湿田では、排水を良くし、乾きやすい田では、保水力を増す効果がある。普通の田なら、一反(10aあたり)100kgからでも充分。



●畑の表面に撒く炭マルチングには、太陽熱を集め、地熱を高める効果があり、さらに雑草を抑える効果がある。表面散布による表面温度の上昇は、7、4度から7、6度である。

●1、6倍の増収穫が見込めると研究成果もあります。


●病気になりにくい土壌設計である、炭素50 窒素3のチッソ飢餓状態の土であっても、窒素固定菌が働きだし、作物は、健康的な育ちを見せる。


●牛や鶏に、炭の電子水を与え、籾殻くん炭や炭の粉を飼料に混ぜて与えると、牛の血液は、さらさらになり、鶏はコレステロール値の低い良質な卵を産む。



コスタリカ共和村 山下由佳 

ライン costarica0012

ツイッター @costarica0012





山下安音

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自然の循環の本来の力を活かす「草生栽培」

果樹園に下草を生やす園地管理法で、もともとの目的は土壌流亡の防止、有機物の補給が中心であった。草の根が地中深く入るので「自然の深耕機」的な役割もはたし、小動物・微生物も増える。
 反対に、除草剤などで草を枯らしたり、地表を浅く耕すなどして下草を生やさない管理法を「清耕栽培」「裸地栽培」とよぶ。
 もともと園地にある草を生やした「雑草草生」もあるが、クローバー、イタリアンライグラス、ケンタッキーブルーグラス、ライムギ、ヘアリーベッチ、ナギナタガヤなど、購入したタネをまいて限定した草種を生やす管理法も多い。
 草生にすると養水分競合が心配されるが、草を刈る時期、回数を調整することでクリアできる。
 最近は草生栽培のねらいも多様化・進化しており、目的に応じた草種選びが大切になってきている。草で草を抑えて草刈り回数を減らせる草、パートさんが長靴でなく運動靴で作業できる丈の短い草、バンカープランツとなって土着天敵が増えやすい草…。使い方も意識的に刈り残し部分を作って天敵の住処としたり、樹冠下と通路、支柱周辺部、ノリ面を違う草種にするなど、自在になりつつある。
 花が咲く草種などを用いれば観光農園のウリにもなる。草があるという自然に近い状況で栽培することで、天敵や微生物、そしてお客さんも呼べるなど、果樹園が豊かな空間に変わる可能性を持つ管理法でもある。

「ルーラル電子図書館・現代農業用語」引用(リンク)


草生栽培とは果樹を雑草を共生させることで農薬の使用量を最低限に抑えるという栽培法です。
なんで雑草と共生させると農薬が減るの?と思った方が多いと思いますが、下記のような事由で農薬使用を抑えることが出来ます。

まず一つめは"雑草を枯らすための除草剤"が必要なくなるということ。
雑草の力を借りて果樹を栽培するので、除草剤を散布することがなくなりました。除草剤による果樹への負担もなくなり、より健康的に果樹を栽培することができるようにもなりました。

そして二つめは"病害虫を駆除する農薬"の使用を劇的に減らすことができるということ。それは雑草に"病害虫の天敵"が発生するからなのです。従来の栽培方法では、雑草を排除することで病害虫の天敵も駆除してしまっていました。

ですので病害虫への対策は農薬散布に頼るしかなかったのです。その点、草生栽培は病害虫の天敵に果樹を守ってもらえるので、農薬の使用を極限まで抑えることが出来るのです。それに果実の品質にもメリットがあり、雑草が土中のえぐ味を吸収してくれるので果実がより美味しくなります。
つまり、草生栽培を行うということは、安全で美味しい果物を育てるということになるのです。ですが良いことばかりではなく、雑草と果樹の間で養水分の争奪がおきてしまうという問題があります。そうすると果実の成長が悪くなったり、時には果樹が枯れてしまうことも。果樹と雑草の養水分の争奪は草刈の回数やタイミングでコントロールできるのですが、失敗すると養水分不足や病害虫の発生などを引き起こします。しかし必要な時期に必要な回数の草刈を行うのは非常に難しく、知識や経験がなければとてもできません。それ故、草生栽培とは熟練した農家だけが可能にするこだわりの栽培方法なのです。

{草生栽培とは?}(リンク)





白海豚

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食文化を育む~北海道の廃校が「食の複合施設」に~

廃校してしまった北海道の北瑛小学校を「食の複合施設」をして食文化を育む拠点として、活躍しているようです。
人を育てた場所に、また息吹が吹き込まれるのは嬉しいことですね。

リンク:リンク

「日本で最も美しい村」連合。そう聞くだけでなんだか旅情たっぷりな景色が浮かんできそうだ。北海道にある美瑛町(びえいちょう)も、その一員。そして、その町の小麦畑に囲まれた場所に「北瑛小麦の丘」という施設がある。敷地内にレストラン、ホテル、パン工房、料理塾がそろっているのだが、ここはかつて、「北瑛小学校」という小学校があった場所。2006年3月に廃校になったこの場所で、こんどは食文化を育むべく2014年にオープンした。

【レストラン】
“ここ”でしか味わえない料理を。
レストラン「bi.ble(ビブレ)」では、料理塾の塾生を育てながらシェフが腕をふるう。北海道らしい壮大な景色を眺めながら、絶品フレンチを堪能できる。

野菜は近くの畑からとってきたばかりのものを。そして、食材は食の宝庫らしさを存分に発揮。まさに北海道でだから成せるコース料理となっている。

【パン工房】
目の前に小麦畑があるからこそ。
パン工房では、焼きたてパンを購入できる。美瑛の小麦畑からの恩恵を存分に受けたパンは格別。パン用に改良を重ねられた小麦が使用されているというのも、本気度がうかがえる。北海道在住の友人が、「とにかくもっちもち!そして、クロワッサンがとくに絶品」という情報とともに、会社の上司が車で2〜3時間かけてパンを買うためだけに毎週のように通っているという話をしてくれた。それだけでも、おいしさをはかるには十分だな、と思う。

【ホテル】
併設されているホテルには、ツインルームが全部で5室。朝食には、先ほど紹介した焼きたてパンを。「朝起きるのが待ち遠しい」なんて、そんな風に思うくらいには期待してもいいのではないだろうか。

【料理塾】
「作り手として」を学ぶ。

「食す場所」だけじゃなく、ここは「作る場所」でもある。料理塾は、施設全体が研修の場。農業研究機関、羊の牧場、チーズ工房、ワイン醸造所、そしてこの場所で。座学で理論を学び、実際にはたらきながら料理とサービスを学ぶ。たびたび、錚々たるゲスト講師を招き、料理人を育むことをゴールとしている。


かつて学び舎だった建物を活かしたままの「北瑛小麦の丘」。新しいカタチになった今、この場所で、ほかにはない美食を提供し、そして作り手の育成まで担う。地元の「食」を通してよろこびを生み出し、それを次世代まで受け継いでいく。

かつての小学校の卒業生も、巣立っていった料理塾の塾生も、そして、観光のために遠方から足を運んだ人々も。「きっと、またここで。」そう言って集いたくなる、そんな場所だ。




櫻井佑衣子

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RE土壌中の微生物を見える化し、日本の農の質を立て直す

12月17日に立命館大学に実際に赴きSOFIXの研究会と懇親会に参加させて頂いた。

その概要とは、るいねっとmsg:329826が主に主要となっており、
私は実際に立命館大学の久保教授の元行われている研究会に参加して感じ
たことある、それは農園の土の成分というものを理解していくにつれて、
土作りに一環して大事なことというのは、土壌中の肥料成分をしっかり確
保することにあらず、土の中にいる微生物・生物【ミミズ等】が生息し、
有機物を土へしっかり循環させる構造ができているのか??というもの、

実現塾でも一度取り扱われた内容でもあるが、過去に原爆が落とされた土
地では、土の再生はほぼ不可能と思われていたが、しかし現状木々は生
え、生き物は増えと自然に回復していくという事象が現れた。

これらは本来土の再生がほぼ不可能という認識の中、他の観点を考えなか
った結果でだした結論であり、
自然の力というものは人の物差しでは計れない何かがあるという可能性の
提示になる。

SOFIXの内容はまさにそこに繋がっているものと感じる。土壌中の生物の
多様生化というのはまさに今まで人の観点に大きく捉われることがなく、
より良い作物【植物】というものはどういう原理で出来ていくのか、そう
いった土作りというものは本来どうやって行うべきなのかという可能性を
見出すきっかけになると思う。


参加した際にさまざまなプロット資料を配布して頂いたが、第一に感じた
ことは、農薬を長年まき続けておこなってきた圃場【畑】では生物がほぼ
死滅しており、害虫とともに益虫・土の再生に活躍していた微生物これら
も害されているという事実。

そんな土をこのまま使って作物を育てたらどうなっていくのか?
土の中にはたくさんの農薬が留積しているのに対して、それを還元してく
れる微生物がまったくおらず、
過去の大公害のひとつ 水俣病の事例を思い出して欲しい。
少量の害薬というものは少量であれば確かにその時点では影響を現さない
かもしれない。
しかしそれらが他のものが体内に滞留させることで濃度というものがどん
どん濃くなっていく。
そしてその濃くなったものを人は最終的に食すことになる。

また人体も同じで、少量の薬物というものは、体内に蓄積されていくもの
がある。
それらが長年かけて蓄積されたものが数十年後自身にあるいは生まれてく
る子どもに影響がでてきてしまう。
例えば、数十年化学製品を食してきたとする。

数十年後突然体に異変がおきる。その際にその当事者というのは、まさか
今まで長年食べてきたものが影響しているとは考えないだろう。
これは本当に恐ろしいことである。
原因すらつかめないまま毒される、つかめたとしてもその責任はだれもと
ってくれない。それを食してきた自身の責任になるからだ。

一般の人は、今こそ農薬に対する危険視をもち無農薬野菜にこだわる消費
者も増えてきたが、現状農薬が使われてる作物がそこら中に販売されてい
る。

SOFIXの可能性というのは、ただ作物を量をつくるわけでもなく、食味の
良いものを作るという考えだけにあらず。

こうした土を再生させることで本来人の体にはいっていくものとして最も
自然な形の状態で摂取することができるというところだ。

しかし中には無農薬野菜の危険性というものをとなえる人もいる。
それは具体的には、病害虫に食害された作物というものがアレルギーを引
き起こしてしまうアレルゲン物質を生成し作物自身が身を守る、それを人
が食すことでアレルギーがひき起こってしまうというものだ。
無農薬野菜こそが危険であるというもの、

だがどうだろう?確かに食べ物による感染症というものは恐ろしく、過去
にも食べ物による人的被害は幾度も繰り返していることが伺える。
しかし人はそれらを乗り越え、病気と免疫を繰り返し、様々なものを食せ
るような体になったのではないか・・
せっかくその様に強くなっていった体を過保護にされた作物ばかり食して
いては人体は退化していくのではないか・・・




匿名希望

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クラウドやビッグデータを使った最先端農業の仕組みに迫る

自然豊かな神奈川県川崎市にある明治大学黒川農場。ここは年間を通じて体験型の実習教育や研究ができる、2012年4月に開場したばかりの比較的新しい施設だ。

この黒川農場で5月下旬、明治大学やマイクロソフト社をはじめとした4者による、ICTを利活用した農業ビジネスのための実証研究の様子が公開された。クラウドやビッグデータを利用した新たな農業の形を紹介する。

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明治大学黒川農場とは?
<未来型エコシステム><里山共生システム><地域連携システム>という3つのコンセプトを掲げる同大学の研究農場。自然エネルギー活用など環境との共生、生物多様性の保持と学生・市民への環境教育の場としての活用、市民や行政との連携、といった目的を持ち、単なる研究施設というだけでなく自然や地域と密着したコミュニティとしての役割を果たすコンセプト農場といえる。最近では文系の学生も農業体験に参加しているという。
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■日本と世界における農業の「今」
はじめに、明治大学農学部の小沢聖特任教授から、国内農業の現状と課題が説明された。
日本の農業人口は、昨年までの5年間で311万人から251万人へと、およそ20%減少。総人口の約2%が農業を営んでいる。また、同じ期間で平均年齢は1歳程度上昇している。このように、農業就業人口減と高齢化が進んでおり、それに対する備えが必要になってきた。
さらに、生産農家では比較的収入が低いなど、稼いでいる農家とそうでない農家の格差が広がっている。安倍政権では日本の成長戦略として、農業全体での所得を10年間で倍増させるという目標を掲げており、既存農家の収益拡大や新規参入の障壁を下げることも重要な課題だ。
他にも大きな問題として環境汚染がある。農業といえば自然豊かな土地でのびのび営まれているものとつい考えがちだが、農業の歴史は人間と自然との戦いの歴史であり、厳しい自然の中で作物を育てるため、過剰な施肥(肥料の投与)などによる環境汚染も数多く行われてきた。
これらのことから、これからは環境保全型で、かつコストを下げながら収益を上げる“攻めの農業”へのニーズが高まっている。

■世界で導入が進む新しい農法とは?
現代では、前述した環境問題やコスト削減に配慮した新しい農法として、養液土耕(ようえきどこう)栽培が世界各地で導入されつつある。
養液土耕栽培は、もともと国土の60%が乾燥地帯であるイスラエルで、収益を減らさずに灌水(かんすい)量を減らす最も経済的な方法として開発された技術だ。設備投資が少なく、従来の水耕栽培ほど厳密な管理を必要としないことや、肥料の利用効率が高く環境に排出される量が少ないことから、コスト・環境の両面でメリットのある農法といえる。イスラエル以外にもオランダ、韓国などが導入している。
新しい農法には上記のように多くのメリットがあるが、日本国内ではあまり定着が進んでいない。小沢氏はその理由として、これまでの農法を熱心に研究してきた篤農家(とくのうか)の、既存技術に対する執着があるのではないかと分析する。
ただ、先に挙げたように農業はこれまで地下水汚染を引き起こしてきた経緯もあるため、養液土耕のような環境保全機能を持つ農法で社会貢献するべきだと語った。そこで、発達したICTを農業に活用しようとしているのが今回の取り組みだ。

■ICT × 農業で実現する日本式の養液土耕システム
これら農業が抱える現状と課題の話のあと、株式会社ルートレック・ネットワークスの社長、佐々木伸一氏と、株式会社セカンドファクトリーのプロダクト&サービス事業本部、井原亮二氏より、ICT養液土耕システム「ZeRo.agri」と、同システムのWindows8版アプリが紹介された。
ZeRo.agriでは、施設栽培の水やりと施肥を、クラウドを利用して自動で最適化する。現地で見学した際は、ビニールハウスの内外に設置された日射センサーやカメラ、土壌センサーがデータを収集。クラウド上に蓄積されたデータをもとに入り口に設置されたメインユニットが適切なタイミングで水やりを行っていた。データは解析した上でグラフ表示されるため、画面を見ながら状況を把握し、水やりの量をアプリで調整することができる。遠隔地からも確認できるため、直接水分量を調節したり、現地との情報共有もしやすい。
ICTが農業に普及するための前提として、システムが高価なことや、高齢化する農業従事者から機器に対して拒絶反応を示されないことも重要だ。こうした課題をクリアするため、ZeRo.agriのアプリはマイクロソフト社のWindows8タブレットを使用している。タッチパネルによる直感的なUIでPCが苦手な人にも非常に使いやすく、システム利用の妨げにならない。またシステム自体は同社のクラウドプラットフォーム「Windows Azure」上で動作しているため、初期および運用コストを大幅に抑えることができるという。
こうした数々の工夫によって、2割~3割の負担軽減ができると考えられる。さらに収集したデータのログが残るため、これまで勘に頼っていた農法ノウハウを次の世代に継承しやすくなる。ZeRo.agriのシステム一式とアプリの導入にかかる費用は120万円ほどで、導入後は月々の利用料金を支払う形となっている。
小沢教授が繰り返し強調していたのは、親の勘を数値化して次の年から息子が実践できる、ということだった。遠隔地での管理や、他の農家ともデータを比較、連携できるなど、これからの農業における新たな力としてクラウド、ビッグデータ技術のさらなる活用が期待される。

リンクより転載





柴田英明

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倒産寸前の危機から救った、奇跡の「夕張メロンゼリー」誕生秘話

これを読むと、努力や工夫が尽きることなく出てくる。それは家族含めた廻りの多くの人の笑顔がモチベーションになっているのか。引用させて頂きます。
リンク
(途中から引用)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■デパート物産展で大旋風~ 100億円売る北の絶品菓子
 全国の百貨店で開かれる人気の集客イベントといえば、北海道の物産展。名古屋市の「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で開かれていた物産展。絶品づくしの北の味わいの中に、店舗を幾重にも囲む大行列の店があった。「北菓楼」というお菓子屋さんだ。
(途中略)

「北菓楼」の本拠地があるのは札幌から車で1時間半かかる砂川市。かつては周辺にあった炭鉱で賑わったが、現在の人口はピーク時の3分の1近くに落ち込み約1万7000人に。そんな町の外れに本店がある。

その店内で、試食をする客をじっと見つめている男がいた。「北菓楼」を経営するホリホールディングス社長の堀昭(64歳)。客が口にした瞬間の表情が常に気になると言う。

「笑顔になるか、首をかしげるか、その状況によって商品改善の勉強になる。試食していただいて『美味しい』と言っていただくと嬉しいですね」
(途中略)

■北海道で大躍進の人気菓子~笑顔を生む原料の秘密
(途中略)

そんな産地の美味しい原料を、ホリは手間ひまかけて商品にしていく。砂川市のホリ第5工場。炊き上げた北海道産の餅米に、昆布や帆立などの素材を加工して練り込み、つき上げていく。出来上がったお餅は、特殊な方法で5日間寝かせ、食感良く揚がるように丁寧に乾燥させる。そして作り始めから7日後、最高の形で水分が抜けた餅をカリカリに揚げて完成する。こうして出来上がるのが「開拓おかき」でも圧倒的な人気を誇る「えりも昆布」。絶妙の風合いの塩気に、ぱりぱりの昆布が病み付きになること必至だ。

そんなホリのお菓子のヒットは、生産者も笑顔にしていた。昆布漁師の平野正男さんは「ありがたい。自分たちの手をかけたものが全国で愛される。仕事をする者としてそれ以上の喜びはない」と言う。
(途中略)

堀は安定的な取引への感謝を込めて、全ての産地に出向き、挨拶回りを続けている。増毛町で堀を迎えたのは、遠藤水産の遠藤秋由社長だ。
「本当に信頼関係だけ。社長のおかげで商品を出してもらっている」(堀)
「『北菓楼』さんが初めてエビのおかきを作ってくれた。今は何社か作っていますけど、それはうれしいですよ」(遠藤社長)

堀の願いは美味しいお菓子作りを通して、厳しい環境の中、頑張る生産者たちを応援することなのだ。

■夕張メロンゼリー誕生秘話~廃業寸前を救った親子愛
(途中略)
そして親子3人での格闘が始まった。

「とにかく車にこれ以上積めないくらい商品を積んで。父は厳しかったから『売れなかったら帰ってこなくていい』と言っていました」(堀)

営業で北海道中を回る中、堀は自分たちの菓子作りの方向を見定める。それが北海道のおいしい産物を生かしたお菓子作りだった。

「北海道の素材を使って、うちにしかできない商品を作りたい」(堀)

そのアイデアを実現すべく堀一家が目を付けたのが、炭坑の町・夕張で次なる柱として期待されていた夕張メロン。このメロンで作った菓子をヒットさせれば、店を蘇らせることが出来るかもしれない。そう考えて父と兄弟で開発に乗り出したのが、夕張メロンの食感や香りを一年中味わえる、メロンそのもののようなゼリーだった。

堀は兄と夕張ブランドで商品を出す許可をもらうため、生産現場に試作品を持って交渉に赴いた。ところが「夕張メロンのイメージを壊すような商品は絶対ダメだと。何回も何回もうかがって、味見をしてもらいました」(堀)。

何度突き返されても、堀たちは決して諦めなかった。当時を知る、JA夕張市の黒澤久司さんは「我々のような当時の平社員にも『どうだい?』と。『上司はこう言っているけど、どこをどうすればいい?』と聞いてきて、非常に粘り強くて諦めない人でした」と語った。
(途中略)

■祝い金20万円を支給?~長く働きたくなる驚きの戦略
(途中略)
もちろん作業が効率的に行えるようになったのだが、本当の目的は「60歳でも65歳でも働いてもらえる職場を作りたいと考えているんです」(堀)。きつい作業はロボットに任せ、高齢者には、楽な作業をしてもらう。そうして長く務めてもらうのがロボット導入の目的なのだ。

そんな取り組みで定年後も働き続けてもらい、今や従業員の13%が60歳以上。七尾通(64歳)はボタン一つで動くリフトを使った原料の移動を任されている。「前の会社でリストラを経験しているんです。それでここに入って、知らないうちに社員にしてもらって、今は60歳を過ぎたのでパート勤務をしています。いつも感謝しています。この仕事しかできないのに使ってもらって。こういうことはあまりないと思うんです」と言う七尾。中には80歳の従業員もいる。

とにかく長く働いてもらいたい。そのために堀は、社長の自分に何でも言ってもらえるような風通しのいい環境も作ってきた。堀が一番信頼しているという?橋政仁は、以前、社長が計画していた創立記念パーティーを中止させたという。

「やはり記念に残るものも大切なんでしょうけど、『全員が何を一番喜ぶか』をお話ししました」(?橋)

その結果、パーティーの代わりに堀が全社員からパートにまで用意したのが通帳だった。パーティーの開催費用を堀は勤続年数に応じ全従業員へと還元したのだ。

「祝60年記念ということで、会社が口座にお金を入れて全員に配ってくれたんです」「パートや正社員に肩書きに関係なく、一律にもらえたのがうれしかったです。励みになります」と、社員たちは語る。

7年前に兄を亡くして以来、堀はひとりで経営を担ってきた。そして兄が亡くなった時、父と兄から叩き込まれた教えを決して忘れないために、全社員が持つクレドを作った。

「兄や父が元気だったらどういうことを言うか。そういうことが書いてあります」(堀)
(引用終わり)





廣渕一志

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