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農村を活性化させる為には?

知域

私自身、バーテンダー、ホテルの支配人を経て、現在の農業(兼漬物 風来)をやっています。
そして今、脱サラ農家が増えている。またその志向が増えています。
この事自体が、今の日本の行き詰まった状態を表しているのではないでしょうか。

生き方として「農」を選ぶ人は自然と「無農薬栽培」「自然農」の道にいくよう思います。

ひと世代前(30年前ぐらい)の「無農薬栽培」農業の先駆者方は本当に大変だったと思います。「無農薬栽培」でも、なんて気軽な気持ちでは出来なかったと思います。まさに「生き方」「思想」を考えた上での「農」。その為に新井弘さん(19591)の言われるように世捨て人のようになったと思います。

そういった先駆者のおかげで今は「無農薬栽培」農業はやりやすいと思います。
しかし、「儲けたいから農業をやる訳ではない。」「食べ物を育てているのだから食うに困る事はない。」という考えだけでは現実の壁はかなりキツイよう思います。

私は耕作面積30aという自称「日本で一番小さい専業農家」です。
そんな私が思うのは、これからの「農」は野武士的(それぞれが独立して、何かあった時に団結する)農ではないかと思っています。

大型化や集団農では自然に対応するにはあまりにも動きがとれないよう思います。
そして大型化や集団では農の本質(食を扱っている)を失いやすいよう思います。

日本での「有機農業」(先述で有機農業と使わなかったのは今のJAS法における有機に疑問があるからです。)はひとつの農家が50軒ぐらいの方々に「野菜・米セット」を届けるところからはじまっています。
直接届ける事により、梱包問題、信頼性の問題もクリアされますし、また農家にとっても中間マージンがないという経済的メリットとともに「思い」も届けられるという事があります。

身土不二や地産地消は良い事だと思いますが、これまでの延長であれば意味がないものだと思います。
それより生産者、消費者というくくりでなく、一対一で付き合える関係が一番良いよう思います。互いの考えを伝えられる、反映される、それが理想ですね。

少し前まではそんな関係は「地域」の中だけだったのですが、ネットを使うことにより広がったと思います。「知域」を大切にする事により表の経済統計に現れないところがクローズアップされてくる。そうすると「農」に参加できる個人も増えてくるのではないでしょうか?

西田栄喜 
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