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農村を活性化させる為には?

改めて市場の問題性を探る 農業と市場の関係

最近の投稿では脱市場経済が議論されていますが、抽象的で短絡的な理想主義ともとられかねないので、もう少し市場構造の解明をすべきではないかと思います。

市場を否定しても同類闘争圧力は存在し、EUやアメリカに対抗するためのブロック化としてアジアやアラブ諸国との連携がなければ資源も生産力も彼らに依存する日本は衰退し、先進国の隷属化といった単なる負け組になるだけです。
ですから同類闘争に勝たなければ市場経済からの脱出も不可能でしょう。


さて市場が個人(あるいは消費主体としての家族)の私権追求の場として存在し、集団や国家・社会などを捨象した点の問題性は既に述べられていますので、今回は農業と市場の関係の中から問題を考えてみました。

・市場は評価共認の場としても存在していますが、その中の問題とて農業など一次産業は労働単価が不当に低く評価され、ある意味では市場の外に追いやられているとも言えます。
(20349 田中令三氏もその点を指摘されています)

これは私権闘争の初期の武力闘争による土地の私有化、支配の構造が未だに残存し、一方的な評価が下されるからでしょう。
元々集団なり国家は自給可能な生活をしており、一次産品に特別な価値をつける必要はなく権力者は一方的に収奪する構造でした。
性市場(実現論参照)に象徴されるように、市場価値は一次産品と離れた性幻想価値や生活上利便性や快適性を得られるものに高い価値の評価共認が形成されました。

農業が市場の外にあるとすると農業の効率化によって農業から非農業へ移転する人口の分、市場拡大の余地が残されているとも言えます。
ですから先進国とりわけ日本はその点でも市場拡大の可能性が最も少ない国だと言えます。

言い換えると一次産業に対する評価を高めること(相対的に日本国民の賃下げは必然)ができれば、日本も自給率を上げるための農業回帰の可能性や周辺諸国との関係強化の可能性も広がるのではないかと思われます。

>お金の量より、充足の質ということが経済を図る価値尺度になってゆくべきであろうと思いますし、質を高めてゆくという方向が今後追求されるべき方向であると思います。

市場からの脱出は評価共認内容を巡る同類闘争とも言えるのではないでしょうか。

辻一洋
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