確かに市場経済力学の視点から見た場合、消費者優位の力関係があり、まして生産物自体を安価な輸入品と競合しているために負け組みという意識があるようにも思います。
ところが、「和歌山の梅干」や「魚の直接販売」投稿が代表するように、農業を第3次サービス産業の視点で捉えなおすことも出来ると思います。
かつて、この視点を農家の人たちは農協という組織に預けてしまい、考えることをされてこなかったのではないかと考えてしまいます。
その意味では、ユニクロという組織が商業という視点で参入することも必然ではないでしょうか。
大資本と一商店というように見るのか、あるいはネットワークの視点を持つのか、今農家は(農業は)非常に大切な分岐点にいるように思います。
統合ネットワークで話し合っている現実を直視し、そこから実現可能性を見出すという思考方法が大事と考えています。
橋本正雄
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