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農村を活性化させる為には?

日本の農業が「世界市場」で生き残る方策はなにか? 2


では、どうしたらよいか。
 ポイントは三つある。

◆1 流通・加工・販売による「付加価値」の取り戻し

 第一は、農外で膨大に発生している流通・加工・販売による「付加価値」を、農家・農村にとりもどすことである。

 食品加工・流通業、外食産業等の発展によって、農産物が消費されるまでに生まれる付加価値は大幅に増えている。

 国民の飲食料の最終消費額は、1975年には農水産物生産額の3倍強(30兆円)であったが、1995年には6.2倍(80兆円)にもなっている。

 この外部化された付加価値を農家・農村にとりもどすことが第一のポイントである。

◆2 小力技術による、近代化のコスト増からの脱却

 第二は、地域自然と身体を活かす小力技術によって、コストダウンを図ることである。

 農業近代化のなかで普及された、資材依存の画一的な農業技術による生産は、自然の再生能力を超える極限に達している。
 それがコスト増の大きな原因になっている。

 一方、人生80年時代のライフサイクルを、「生涯現役で」と決意した昭和ヒトケタ農家を中心に、小力技術によってコストダウン経営を実現している農家が生まれている。

 たとえば、機械力にまかせて深く耕し、大量の有機物と肥料を投入するやり方ではなく、微生物と作物の根の力で上から土をつくり少肥・減農薬を実現する(半)不耕起のやり方である。

 自然と作物の力を引き出し、身体の都合にもあった小力技術、農法の創造が第二のポイントである。
 この場合、新しいやり方として、地域を組織する集落営農の方法もある。

阪本剛
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