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農村を活性化させる為には?

「自給率」の環境問題的解釈

かつて隆盛を誇った日本の工業製品は、その座を発展途上国に奪われつつあり、今や外側のブランド名だけは「ジャパン」、しかしてその中身は全て途上国製品と言った商品も少なからず、特に中小の下請企業の空洞化は目を覆うばかりです。消費低迷に伴う低価格競争により、絶えずコストダウンの圧力にさらされる現状では、この流れはさらに加速されることでしょう。

そしてもっと深刻な食糧生産事情に至っては、自給率が30%を割ってしまっているのが現状です。

こうした日本国内における1,2次産業の空洞化は、しかし、経済面での影響以上に、現在の地球規模の環境異変から見ても、憂慮すべき事態です。




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TV番組でも東南アジアの環境劣化の報道がなされておりますが、発展途上国で運河や水路の水面を覆うゴミの山から『リサイクル資源』を拾い出し、ささやかな町工場で製品に再生している場面をみるにつけ、あのような環境で安全管理は可能なのだろうか? と思うのは私だけでしょうか?

廃棄物が食器として再生されていく場合の安全基準は必要ないのでしょうか? 食料生産場面でも、溜池や運河での水産物養殖は安全管理されているのでしょうか?

某国の首相が、海難事故の報告をうけながらゴルフ場に居座ったことをめぐって危機管理意識の欠如問題を取り沙汰する向きもありますが、それ以上に生活関連産業における安全管理のシステム化は不可欠の要素と思われます。

市場原理に基づく搾取的交換に取って代わり、信任関係に基づく「交換」を実現するためにも、生産者の顔が見える(=信頼できる)ことは重要なファクターです。物理的にも、そして互いの信頼関係においても、生産と消費とを近づけることで「自給率」をあげるという視点が大切ではないでしょうか。

小圷敏文
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