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農村を活性化させる為には?

やはり農産物の不安定性より市場の不安定性が重要では?

>「食料の安定的調達」を前提にすれば、国内外の農業生産の不安定性を直視したうえで、常に最悪の不作時に耐えうる体制が求められます。自給率アップの根拠は、市場システムの不安定性にあるのではなく、農産物の不安定性にあります。

ご指摘をいただきありがとうございます。
どうも言葉足らずで誤解もあるかと思いますので、再度、自給問題について述べさせていただきます。

 私は、農産物の不安定性よりも、市場システムの不安定性を危惧しています。つまり、日本に限らずアメリカも中国も破綻の可能性があると考えています。少なくとも社会主義が崩壊して、資本主義が勝ち残ったと言う風には見えないのです。人類的な歴史から見れば、社会主義がちょっとばかり早く崩壊したが、資本主義(=市場主義)も早晩終焉するだろうと考えています。これらのことは、現在の地球環境問題や人口問題、市場の飽和(ほしいものがない・・・)といった現象など様々な視点から論じることが可能かと思いますが、「るいネット」の掲示板に見られる「私権収束から本源収束」という表現が本質を言い当てていると思います。

 ですから「最悪の不作時に対応する体制」以上に「市場崩壊」という最悪の事態に備えるべきだと考えています。

 例えば、アメリカや中国や日本発の世界恐慌が起こった場合、当然穀物等の輸入は不安定になるでしょう。場合によっては、生存の基本となる食料の貿易が、国家間の戦略手段としてコントロールされる可能性もあります。日本など小麦やとうもろこし、大豆などの穀物に加え米まで輸入に頼って良いのかと思ってしまうわけです。おまけに中国などからネギやシイタケばかりでなくさらに安い野菜が入ってきて、国内の農家を圧迫し、自給率が益々低くなっても大丈夫なのかと心配です。

 市場を前提にすれば、農業は安い人件費や巨大資本による効率農業というアドバンテージに凌駕されるでしょう。
 しかし、農業の可能性は市場を離れた、信認の流通ネットワークにあると思います。顔の見える信認関係が本源時代の価値基盤となると感じています。

 今、ネットワークが地域や国境を超えることは、一つの可能性として否定はしませんが、言葉や文化の壁、あるいは通貨(経済価値)の違いを乗り越えて、グローバルな信認関係を築く以前に、もっと身近な国内の信認ネットワークを築くことが先決ではないでしょうか?
 
 そして、国内農業の生き残りの道もその中にあるように思います。

星埜洋
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