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農村を活性化させる為には?

農業には、商品市場に馴染まない特性がある。

産業とか職として農が成立するか?との設問自体に、濃厚に商品市場経済の枠組みの思考が残っている様に思いました。農を産業として考えなくても良いし、農で充足を得る生産者で有れば良いと思います。今後は、農業以外の仕事も同じ思考が進んで行く様に思います。

農業をどの様な生産か?と考えると、量的観点からは消費する人間の胃袋(腹八分目かな?)に規定されます。豊作だと過剰になり暴落し農家は窮地、不作だと高騰するが売るモノが少ないだから農家・消費者共々窮地(但し、消費者は輸入品で急場を凌ぐ事は出来ます)。農家は、豊作でも不作でも商品市場では救いが無いのです。質的観点(新鮮とか美味いとか)からは、土地と手間の掛け方によって規定されるのではないでしょうか?そうすると、省力大量生産(例えば化学農法ですね)だと質が落ちるし、安全思考の口の肥えた人の中では競争力で負けていくだろうと思います。高品質少量生産だと競争力では勝るけれども販売量はしれています。

そう見てくると、農業は適正量の生産をして成立するモノだと思うんですね。適正量しか生産できない農業は、市場経済には馴染まないのです。そして年に一度、乃至は数度の収穫しか出来ない農業の生産は非常に難しいし、だからこそ不特定・理不尽な要求をする購買者を満足させる生産体制を組むのは困難な事だと思います。この様な生産を「生活の基盤は市場生産ルート」と考えるからおかしいではないでしょうか?
「農業が変わらないといけない」と思ったのは、農業が商品市場から離脱して、信認関係で結ばれた産直販売を主流に変えて行く所に「生活の基盤」が有ると思うからです。その方向が、農業の価値を高める事になるし、皆が農業を身近に出来ると思うからです。

そして、人的広がりの有る農業が、
「もの・お金より人間関係・親和充足を求めるところに彼らの特質がある」
そう云う彼らを引き付ける場と成るのでは無いでしょうか?



松本幸二
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