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農村を活性化させる為には?

無料のイベントは楽しいのか?

私どもの農園では、毎年田植えや稲刈りの時に、グループ会社の社員を中心に、大勢の人がやって来ます。今年もそんな時期になりました。今では立派な「体験イベント」です。

始めのうちは、社員の皆さんに手伝いに来てもらうという感じだったのが、最近では社員の参加者が減り、社外の方のほうが多いくらいになってきました。これは、繰り返し来てくださる方が、増えていかないということです。社外の方が増えるのは、関係の拡がりによるものなのでしょうが、社員の参加者が減ってきたのは何故なんでしょうか。

このイベントは「手伝い」から出発したので、参加料を頂いてません。食費などの実費を徴収するだけです。私は、ここに大きな原因があるような気がしています。

つまり無料ということは、参加者に対し門戸を広げる一方で、「田植えがしたい」とか「体験してみたい」という欠乏が大して強くない人たちも集まってしまいます。むしろ参加料を頂いた方が、参加欠乏、体験欠乏の強い人たちが集まるのではないか、或いは、参加料を払うという行為が、集まる人たちの意識を規定するのではないかと思います。

また、お金を頂くからには、参加者に楽しんで頂けるよう、イベントの内容の充実に努めていかなければいけなくなり、それによって、イベントの質も向上して行くはずです。そうなれば、一度参加した人が友人・知人を誘って参加してくれるようになり、イベントの成功、持続にもつながるのだと思います。

貴重な田植えや稲刈りの体験とともに、みんなで成し遂げた充足感、達成感を満喫し、さらに終わった後の楽しい団欒のひととき。私が参加者なら、ここまで楽しくさせてもらっていながら、お金を払わないのはおかしいと、きっと思うでしょう。お金を払わないことで、充足度が低くなるようにさえ感じます。「お金を払うことだって楽しい」のですから。

これから農園の仲間と、この体験イベントの商品化、事業化について検討していくつもりです。

小松由布樹
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