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農村を活性化させる為には?

農業を応用したビジネス

今度はビジネスとしての農業の一例を探してきましたので紹介いたします。

●有機農業→首都圏消費者との連携→グリーンツーリズム

山形県高畠町の農業のことをご存知ですか?
有機農業運動の先進地として知られている地域です。そこでは高度経済成長の真っ只中である昭和40年代後半から、有機農業について真剣に取り組んでいました。当初は地域の青年団が“農業の近代化”に対しての見直しとして取り組みが始められました。
この運動はS50年代から首都圏の消費者グループ(「所沢牛乳友の会」「たまごの会など)と提携して輪を拡大させていきました。生産者と消費者の意思の疎通と信頼関係を基本としています。こうした背景から、消費者の援農も行われています。
この活動が基礎となり、このまちではグリーンツーリズムも盛んに行われるようになりました。
やがてマスコミにも取り上げられるようになり、全国的に町の名前が知れ渡るようになり、今日では有機農業をてこにし、充実したまちづくりを展開しています。(もちろん多くの問題も抱えながら、長い時間をかけて発展してきた経緯があります)



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この例は、当時の時代の意識を巧みにつかんだ例です。有機農業をはじめたきっかけも“農業の近代化”に対する疑問や、減反政策への不安という意識がありましたし、消費者グループとの提携も、当時公害や環境汚染、安全な食糧への関心の高まりという市民の意識があったためです。グリーンツーリズムへと発展していったのも、それまでリゾート気分を味わう金銭消費型の観光から、自然体験や「心の洗濯」をという時間消費型の観光へと移行していた時のことでした。

(財)日本交通公社の「旅行者動向2000」によると、旅に出る理由は56.6%が「日常生活からの解放」だそうです。また自然志向、田舎志向、本物志向というものも高まってきており、体験農業はある意味ブームと言っても過言でないそうです。
しかし、こうした流れが主流化している今日、どこでも体験農業を行うようになったことから、すでにこれだけでは人が集められない現実も見えてきています。

私が昨年の夏にスタッフとして関わった、山形県某町での農村体験型滞在交流では、対象は大学生だったのですが、作物の収穫だけではなく、それを観光名所に運び収穫者が自ら売り子となって別の観光客に売るというものでした。(収益金は地元の方々に還元されます。)また収穫したもので地域の方々と地元料理を作り食べるという会も行われました。これは観光を超えてまさに地域と来訪者の助け合いでした。(助け合いという点では「本源収束」の傾向が見て取れますね。)

脈絡のない文で少々ビジネスの話と離れてしまいましたが、体験農業に人々の意識潮流を考慮して、さらに付加価値がついた体験農業の例でした。

あまり実用的な例ではなかったかもしれませんが、ビジネスとしての農業、なんだか実践できそうですね。


山崎もとこ
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