FC2ブログ

農村を活性化させる為には?

圧力と対峙する事から始まる

>対象化すべきことは様々ある。天候、病害、市場、環境、自然。それら外圧の一つ一つを対象化し、生産活動を行う必要性が「農」にはあるのではないだろうか?

農にまつわる欺瞞と、農業集団の閉鎖性の問題が浮上してきています。それらに共通する違和感、いかがわしさの出所は、「圧力の捨象」にあるのではないでしょうか。

現在農に付随して幻想化されているものの多くは、農村が生産も消費も生活も、独立して完結出来ていた時代、自集団の統合が中心課題だった時代の様式だと思います。
作物を作ることも、食べることも、生活用具を作ることも、家を建てることも、婚姻も、祭りも、村落共同体の中で行われていました。

最近耳にする「田舎暮らし」や「農的生活」、「人同士のあたたかい繋がり」といったものは、皆この時代の様式を踏襲したものに過ぎません。

しかし現実は違います。
国家という肥大した集団と市場という肥大したシステムが綻び始めた今、私たちの置かれている現実は社会不全であり、最大の課題は単独集団を越えた社会の統合です。
自然圧力をほぼ克服した私たちにかかる最大の圧力は同類圧力です。

物を作ることも、売ることも、人が繋がることも、広く社会に向かって開かれているし、その圧力と対峙する事なしにあらゆる生産活動は成立しなくなってゆくでしょう。農業が生き物を扱う仕事である以上、自然外圧を対象化し、工夫と創造を重ねて行くことはこれからも変わりません。その行為は、今私たちが置かれている現実の圧力と対峙して初めて、実際に必要とされる、生きた生産活動になるのだと思います。

馬場真一
スポンサーサイト





にほんブログ村 企業ブログ 農業へ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gensenkeijiban4.blog.fc2.com/tb.php/205-2ee697e4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)