FC2ブログ

農村を活性化させる為には?

私権の最後の砦、それが現在の農村

最近の一連の投稿を拝見して感じたのは、

 農村は、今や、私権の最後の砦になっているのではないかということです。

 現在、都市から農村へ、農への収束(特に若者の)のキッカケとなっているのは、都市に於いては、誰の目にも明らかな私権システムの崩壊過程を直近にしていることでしょう。モノは売れない、仕事は減って、失業者は増える、苦労して手に入れた一戸建てのマイホームも中身の家庭は冷え切ってローン地獄が残るだけ、離婚の急増、共認充足できる仲間は身近にいないetc.
 収束できるのは、芸能や趣味という代償充足のみ。そこにしか私権の存在場所が無いと言っても良いくらい。

 一方、農村は、私権システム、市場システムの中においては、どちらかと言うと周辺部であったため、私権システムの崩壊過程でも、その顕在化が遅れ、かつ、中途半端に、助け合い等の本源風人間関係が残存するために、決定的破局にまで至るという意識が薄い。

 このことは、単位集団や地域を超えた社会統合、社会課題の意識や活動が不可欠なこれからの時代においては、足枷になるし、同時に、本源風の欺瞞観念によって、私権が最後まで残存する場所になり得るし、農村という場所、概念そのものが強烈な代償充足の対象とも言える。

 闘争と生殖が一体となった単位集団が存在しないところで、しかも、社会統合という意識もないままに、本源風の観念を撒き散らすことは、ごまかしに過ぎないでしょう。

 現在の第一課題である新しい社会統合を実現して行こうとする際に、旧パラダイム(本源風欺瞞観念)に絡め取られないためには、農村は私権の最後の砦という意識をしっかりもって臨む必要を感じます。
 それが、本源的な流れにのった、脱私権の農収束を本物につなげるカギではないでしょうか。

 現時点では、残念ながら、認識仲間となれる可能性が高い対象は、都市の方が多いと感じますが、農村でも、私権の崩壊が決定的に顕在化するのは時間の問題です。そのときまでに、認識転換できるかどうかがカギです。

長谷暢二
スポンサーサイト





にほんブログ村 企業ブログ 農業へ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gensenkeijiban4.blog.fc2.com/tb.php/210-ee043735
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)