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農村を活性化させる為には?

「公園」を求める声

長野県松本市での話を聞いた。同市には木立の多い美しい公園が二つあるが、ろくに市民に諮られぬまま、市長の「独断」で、そのうちの一つを廃し、「オペラも上演できる」市民会館の建設が進んでいるという。所謂「箱型行政」の例であるが、この話をした方(古希を過ぎた方であるが)が怒りを覚えていらっしゃるのは、市民無視の市の行政もさることながら、何より市民の集いの「場」、憩いの「場」が理不尽に失われることに対してであった。大上段に構えて「税の無駄遣い」とか「行政の横暴」とかいう前の、ごく自然な叫びであると思う。
 つまり、人々は特定の目的にのみ限定されたー専門化された「施設」ではなく、様々な形で触れ合える「場」を求めているのではないか。年齢、性別、職業等々様々な、社会を構成するすべての人が触れ合える「場」を大切に考えているのではないか。都市であれ農村であれ、前近代において必ずそういう「場」はあった。鎮守の社、寺、広場など。それが近代には、「公園」という形で現れる。
 しかし現在の都市において、「公園」はその機能を果たしているだろうか。一角に子供の「遊具」めいたものを置き、花壇を作っておけば「公園」を確保したことになるという行政の姿勢もあるが、今はそれを云々するよりも、人々の「潜在思念」に在る「つながりの場の希求」を今こそ捉え、復活させる意義が「マツリ場」形成にはあると考える。


 
中村朋子
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