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農村を活性化させる為には?

実現派が可能性を感じるか否か

>農を事業として捉え直すことが、まっとうな判断を覚醒させる早道なのでは? <
(46312土井さん)

 こと農業に限らず、市場という評価の場が現に存在する時代においては、「事業」という視点は、即ち、現実直視、実現思考と言い換えても良いと思います。

 そして、戦後復興から高度成長期、今日に至るまで、農業が衰退してきた歴史は、即ち、そんな思考のできる実現派(優秀な人材)が農業から流出していった歴史と言い換えても良いのではないでしょうか。

 別の見方をすると、現実である市場に背を向ける、あるいは、表面的な市場の要求に振り回されてきた、最も現実逃避思考に流れてきた存在が農業者だったと言えるでしょうし、その結果の1つが、代償充足の対象としての農収束という最近の現象ではないでしょうか。
 そして、その現象の原因を作ってきたのが、実は、多くの農業者自身であることに気付くべきです。

 確かに、私権のパラダイムが隆盛で、モノに収束している時代においては、実現派(と言っても私権パラダイムから脱却してはいないが)にとって魅力がある場は、農業以外のビジネス分野に多くあり、そちらへ優秀な人材が流れてしまったことには必然性があったと言えるでしょう。

 しかし、物的欠乏が飽和状態に達し、人々の意識がモノから、精神的充足、意識生産物に向かい始めると、そのことにいち早く気付いた実現派の一部が、農業に可能性を感じてそこへ向かい始めていると思います。

 ここ10数年、農業で経営的にある程度の成功を収めている方々の多くは、そんな実現派であり、元々農業専門ではない新規参入組みです。

 そんな人からみれば、先行する実現派がほとんどいない農業は、ちょっと頭を使えばいくらでも可能性を開ける(実現できる)格好の場と映ったのではないでしょうか。

 そんな方々の何人かとお話ししたことがありますが、面白いことに、共通して仰るのは、企業の農業参入は歓迎であり、中には、企業が参入して来ることによって自分達の経営が脅かされることがあったとしても、農業に真面目に取り組んで、活性化されるなら構わないとまで言い切る方もいらっしゃいました。

 つまり、こういう方々は、農業に取り組みながらも、社会的期待=みんなの普遍期待を鋭く感じ取っている実現派(ないしはそれに近い人)であり、そんな実現派が可能性を感じる場であるか否かは、どんな分野においても、物事が実現していくかどうかの1つのカギを握っているのではないでしょうか。

長谷暢二
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