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農村を活性化させる為には?

自然保護(環境保全)について

私は森林(特に里山といわれている自然)に関しての研究をしたため、「自然保護」というよりは「環境保全」(森林の維持・管理)寄りに知識が偏っているため、少々的外れな指摘をしてしまいました。中嶋さんの生態系に関する例で、言わんとすることが分かりました。解り易い例示での説明、ありがとうございます。そしてピントのはずれた指摘をしてしまったこと謝罪します、ごめんなさい。

私も、開発を免れ生態系が守られた例を知っています。



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山形県八幡町はバブルの頃、東京の資本によるスキー場開発という手法で「鳥海山南麓開発事業」を進めていました。ところがイヌワシの栄巣地が発見されたために、自然保護派と開発派で、意見は分かれました。(イヌワシは優れた生態系の指標としてよく使われますね。)結論から言うと、スキー場開発は全くの白紙になり、当然地域はリゾートとしてではなく、別の方向で地域の開発を試みることになりました。(地域活性化のためには、「何か事業を進めなければならない」という側面もあります。)
現在この地域には、日本初の猛禽類研究施設が置かれ、地域は自然保護という切り口で個性を出すことで活性化策を進めています。私は生態系について知識が多くありませんので、イヌワシの生息できる環境の維持策について詳しくは知りませんが、検討されている問題でしょうし、地域づくりの方策にも関わってくる問題だと思います。

現在の経済状況から考えて、上記の例のような比較的人の手が入らなかった自然に対して、開発事業が展開されることは、今後極めて少ないと思います。(生活利便性の向上や、災害防止などとは関係なく進行している林道整備やダム建設は別として。─これらは本当に見直しの必要なものも多いと感じます。自然環境保護の観点では早急に中止したほうが好ましいものもあるでしょう。)つまり、人工の手を加えるべきでない自然を破壊する声は、少ないでしょうから、『自然保護の二つの観点』の内、「自然保護」というよりは、「環境保全」に近い問題に対して、少し考えてみましょう。
(『二つの自然保護』のバランスも大切ですが、同時に考えると私自身が混乱しかねないので。)

環境保全が必要なのは、人々の周辺にある里山のような自然だと思います。先に述べたように社会の経済的な問題から、「開発」による自然環境損失の問題は少なくなったように思いますが、林業や農業の担い手が急激に減少したために、これまでのような自然環境が維持できなくなったという話は頻繁に耳にしますので。

こうした地域では、中嶋さんのおっしゃる『「生態系を守りながら」人の手を加え、同時に保全していくこと』が欠かせなくなります。これまでのように、自然が健全に維持されるように人が手入れをする、ということがかなわなくなった今、「生態系」はどのように維持されるのが望ましいのでしょうか。

御谷騒動を例にしてみると、地域性を考慮し成立した「古都保存法」のような『法整備』や、補助金が出るような推進事業は必要です。しかし私たち市民が考えるべき部分は、『御谷』でも管理トラストの色が強くなってきたとあるように(リンク参照)、その後の維持費用や担い手確保というところではないでしょうか。
担い手としては、環境学習を兼ねて、子供たちが生態系の維持をテーマにした実習(学習)をする例(トンボ池やホタル川など)や、『御谷』や全国的にも各地で行われている市民による森林ボランティア活動が挙げられます。
費用については、『御谷』のように会費・寄付金・募金・補助金などによる運営がありますが、不況のためそれらは減る一方とのこと。この部分は大きな課題です。

中嶋さんは、地域に過度な負担をかけることなく、その自然をこれまでのように守るための費用・担い手確保やその方法について、具体的にどんなことを考えていますか?またはあなた自身の体験なさった活動など、是非教えてください!
 
山崎もとこ
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