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農村を活性化させる為には?

生産 販売、さらに食育までも

金沢市の郊外で農業法人を営む者です。ここ10年でずいぶん農業の傾向も変化して来ました。以前は、農業と言えば生産技術の話しだけしていれば良かったのですが、今は販売戦略まで行う必要があります。でもそれは、モノを作って売る以上当たり前のことです。
 しかし、現在は、売る相手、つまり「マトモに食べてくれる人」がいないのです。マーケティングのターゲットが不在の状態なんです。「何を言っているの、人間生きている以上食べなきゃ死ぬよ」と言われますが、死んでもおかしくない状態の日本人が増えて、数々の危険信号が出ています。今の多くの食べ物は、お母さんに代わり、中国で内陸部の娘さんによって作られています。
 そこで、最近のお百姓は、せっせと食の教育つまり「食育」に力を入れています。本来これは、国が、学校が、家庭が、行うべきものでしょうが、国は、工業生産に力を入れ、学校も偏差値アップを考え、お百姓も、そんなことより米価を上げろとがんばった結果、気付くと「マトモに食べてくれる人」がいなくて、農産物が売れないという状態を招いています。
 コンビニの菓子類だけで生活している人が、20歳台の8%以上いるというデータもあります。この事実に、あきれ返る前に、私は食育を始めようと考えました。幸いなことに、小中学校では、総合学習の中で、稲作体験や、食と命の授業をする機会が多くなりました。しかし、これは自分にとって、負担ではなく「志」の部分と考えて楽しんでやっています。
 私の自慢は、唯一子供達から「農業は楽しいですか?」という質問を一度も受けた事がないことです。最初から楽しそうなお百姓に、この質問は無意味なのでしょう。その代わり「林さんが授業に来るのは、林さんちのお米を買ってもらうためでしょう?」という質問がありました。なが~い目で見れば、その通りです!鋭い子供もいるものです。

こーよー
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