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農村を活性化させる為には?

農業の可能性意識は何処に向かっているのか?(外向きの意識潮流から)

>彼らこそ、言葉になっていないけれど、関係パラダイムの転換、私権の力関係ではなく、皆で可能性を紡ぎ出していく関係にいち早く収束しかけているように感じます。

私も同じように感じる事があります。これに近い意識潮流として、都会での就職をあきらめて田舎に帰り農業をする、しかし農業をしながら地域運動やボランティアなどの社会的な活動をする若者の事例があります(「半農半X(エックス)」と呼ぶらしい)
この現象などは、かつて兼業農家といえば「現金収入を得る副業」と相場が決まっていた事を考えると大きな変化です。
既存の販路にこだわらずネットや直販で新しい信頼関係と販路を構築しようとする農業と流通が台頭しつつあります。

共通するのは、これまでの集団(や地域)を越えた場の可能性を探索していると言う事、一言でいうと外向収束です。

安心できる野菜を求めて、考え方の合う農家と交流し「顔の見える関係を重視する」といわれる潮流も、市場が発生する以前の地域共同体的なものを理想としているというより、新しい人間関係に可能性を求めた外向き意識の潮流と見たほうが判り易い気がします。

農業の新たな可能性を見ようとした時、農業生産と流通の「形態」ばかりに目が向いてしまいましたが、この見方が旧かったように思います。むしろ、外向きになってきた人々の「意識」の方に注目すると、これまでの生産の場、流通の関係では得られない、何か本物だ!と感じられる認識や人つながりの手応えを、あいまいではあるが、誰もが求めている事に行き着くのではないでしょうか? 

このあいまいな欠乏を「安心できる食べ物を求めている」と、いったん意識してしまうと、安全基準づくりなどの個別課題に収束してしまって、根底の欠乏は鮮明に意識できないままです。 欠乏と課題が鮮明になって始めてやる気が出て、そして充足できるのだとすれば、農業での可能性は、農作物の生産・流通そのものよりも、あいまいな(欠乏)意識を鮮明にすることのできる場の形成へと収束していくのではないかと思います。

田村正道
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