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農村を活性化させる為には?

市場を超える農業

>ただし、彼らも、市場の中で一定の成果を収めたとは言え、市場の枠組みを突き抜けたとは言えないので、さらに一歩踏み出す必要があると思います。

市場の中では農業は儲からない、他の産業に比べて負け続ける存在、といったあきらめ(不可能視)があるのはその通りだと思います。そこから、保護政策が採られ生産者側の努力の芽を摘んできたという事情もあったといえると思います。

一方、社会が大きく変わり、市場の状況も変化してきている結果、農業が「市場の枠組みを突き出る」可能性の芽も出てきていると考えられます。

ひとつは、市場に流通している様々な商品に含まれていた幻想価値のウェイトがどんどん縮小してきていること。もともと、この部分で農産物は負けていたから、対等なところに立てる可能性が膨らんできているといえると思います。

次に、農業の新しい担い手が参入する道が開けはじめたこと。その結果、農業の業界でも大規模化・効率化など生産体制の変革が進むこととあわせて、新しい経営組織・生産体制が広がっていき(長い目で見れば、たぶん、共同生産体制のような方向に収斂していくのではないかと思われる)、農業自体が活力の出るものに変わっていく可能性の芽が感じられます。

また、農業への新規参入者である蒲野建設(岩手県の地場の建設業者)でも始まっているようですが、生産予約のようなかたちでの受発注システムもこれまでの流通市場のやり方を突き出ていることのひとつとして上げられると思います。今までも、食品メーカーや外食産業、スーパーなどがやっていたと思いますが、さらに進んで末端消費者との受発注体制まで広がれば、市場の仕組みそのものが変わっていくと思います。

以上の他にも、可能性の芽があると思いますが、市場が私権原理に基づくものから評価を流通・統合するものへと変質していく中で、農業自体も変わっていくことによって可能性が開けていくように思います。

山田渉
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