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農村を活性化させる為には?

賞味期限問題は、生産・消費が分離されているという問題

賞味期限とは、主に加工食品について、安全性や味、風味が保たれる期限として製造者が設定し表示するものである。

食品がまだ食べられるか否かは、外観の変化を見たり、においを嗅いだり、少しだけかじってみれば概ね判断出来るものであり、生鮮食品については従って賞味期限の表示義務はない。また、米についても、精米年月日(玄米を精白した日付)を表示することとなっており、そこから現時点での品質がどれほどのものか、経験的に判断出来るという感覚(実態)を残すものだと思う。

加工食品についても、安全性や品質劣化の程度は、同様に人間の五感で判断出来るものがほとんどと思われるが、こちらはむしろ流通の問題から、賞味期限表示がなされていると考えられる。みそ、しょうゆ、といった調味料から、乾麺、レトルト食品、菓子類など様々あるが、比較的長期間保存が利くからこそ、スーパーの棚に並んだ製品を手にしたとき、いつまで保つのか、目安となるものであろう。

実際の加工食品の流通では、箱や袋に入っていて中が見えない、誰がどこでどのように作っているのか分からない、どのくらい保つものなのか分からない、そもそも初めて知る食べ物である、といった事が、(消費者の経験(知恵)の低下と相まって)賞味期限の表示を必要とさせているのだと思う。
生産者と消費者が区別なく、あるいは少なくとも互いの信頼関係に基づいて、生産、消費が行われていれば、本来必要のない表示であろう。食べ頃はいつなのか、どのように保存(保管)すべきか、どのくらい保つものかといったことを、生産者から消費者に直接伝えることの方が、本質的に重要な事だと思う。

馬場真一
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