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農村を活性化させる為には?

『わら一本の革命』 ①科学技術の完全否定と誰でもやれる自然農法

この本を読んでみて、現代の仕組みが農業のみならず科学技術への信仰にもとづいてつくられていること、それが様々な弊害を生みさらに目先の技術を使って解決しようと悪循環に陥っていくこと、それに対して自然の摂理に徹底的に同化して発想を変えていくことで突破口が見えてくること・・・・それらを確信し実践を重ねてきた先人がいる。

『わら一本の革命』 福岡正信 より抜粋引用
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・人間の知恵を使わない自然農法というものが、科学農法に太刀打ちできるものかどうか、ということをずっと問題にしつづけていたのです。(P19)
・あれもしなくてよいんじゃないか、これもしなくてよいんじゃないか
 それより前から、いろいろ考えていた、米つくりの考え方を根本的に変えた自然農法を実践してみたんです。よりよくするための“技術”の寄せ集めは一切やめてしまって、逆の方向をとった。あれもしなくてよいんじゃないか、これもしなくてよいんじゃないか、ということを追求して、それらをみんなやめていった。
 だから自分の米作り麦作りは極めて簡単なものになってしまって、もうこれ以上手を抜くこところはないようになってしまった。種を播いてわらを振るだけですから。だが米麦ともに反当たり十表以上をとるようになるまでには20年も30年もかかってきたというわけです。しかし、これは、自然農法で成功するには、長年かかるという意味ではありません。(P47)

・自然農法の四大原則(P48)
 ・第一は不耕起(無耕転あるいは無中耕)
 ・第二は無肥料
 ・第三は無農薬
 ・第四は無除草

・わらは地力を培い、土を肥やす。
 30年間鋤いてなくて、その間に土がどう変化してきたか。普通の耕耘機で鋤いた土より深くなって、しかも腐食に富んだ黒い土になってきている。
それがどういうところから来ているかといえば、土で栽培されたものを全量、土に返す稲わら・麦わらの全量を、籾がらも全部土壌に還元する。・・・・こういうことを続けているから、肥沃な腐植土が出来るということなんです。(P64)

・技術がどうして発生したか?
 稲作には田圃を鋤かねばならない、深耕するほど米がよくできる、こういう技術がどうして発生したか。それは鋤かなければならないような状態に田圃をしてしまった、ということの結果なんです。土を鋤いて水を入れて練って、壁土を練るようにして空気を追い出してしまい、バクテリアも殺してしまうようにした。土を死滅状態にして、そこへもってきて、肥料を入れると米はよくできる、という結論になった。
 自然の土というのは、放っておいたら自然に肥えてきて肥料なんか入れなくってもいいようになっているんです。それを人間がいためつけて、力をなくしてしまっておいて、そこを出発点とするから肥料の効果が出ているように思われるにすぎないのです。軟弱徒長の水稲を作るから、農薬散布したら効果が上がった、というにすぎない。(P84 )

・とにかく私は、従来の農業技術を根本的に否定するところから出発しております。これは私が、科学技術というものを完全に否定しているということです。この科学技術の否定というのはどこからきているかというと、今日の科学を支える西洋の哲学の否定にもとづいているわけです。(P90)
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(引用以上)



井上宏
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