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農村を活性化させる為には?

『わら一本の革命』 ②汚染時代への回答

海の汚染、スカスカになった野菜、高級?だけど危険な食べ物・・・・これらは一連のもの。それをつくりだしているのは人々の意識・観念。・・・逆に土地の穀物や野菜を食べていけば、日本であれば十分自給が可能である。

『わら一本の革命』 福岡正信 より抜粋引用
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・海の汚染は化学肥料が原因
・・・・こういうふうな問題を、解決するにはですね、あらゆる人々が一緒になってやらなけりゃいけない。あらゆる人々というのは、生産者も、消費者も、漁業に生きる人も、海の周辺に住むものも、すべての人の意識変革が根本的になされない限り、公害問題は止まらないんです。
・ ・・百姓は関係がない、どころじゃなくてですね、百姓が田圃や畑で使っている化学肥料、農薬、こういうものがどういうふうに海の汚れと関係しているか。・・・・肥料というのは、魚にとっても、生物にとっても、一つの栄養分なんですが、この栄養分が過多になって赤潮が発生していることも確かです。(P96)

・自然食ブームの意味するところ
 私が、薬もかけない、化学肥料も使わない、土地も耕さないで作った、そのミカンがですね、生産費が安いから、これを引けば、どうかすると、一生懸命作った人よりも、手取りが多いということになってくる。
・ ・・・誰でもが自然食品を食べるという運動を起こすためには、安くなければいけないというのが、私の考え方だったわけです。高いとそれは貴重品あつかいにして、少数の人は買ってくれますが、そういう人を相手にしていたんでは、結局本当の生産が伸びてこない。つまり、大量に流通されるかっこうにならなきゃ百姓も安心して作物を作れないわけなんです。(P110)

・人間の食とは何か
 とにかく一般に自然を離れたものをおいしがるのは、結局、ものの本当の味がわからないんです。・・・・・
 結局、川の魚が人間に一番いいんですね、その次は浅海の魚で、一番悪いのが、深海ないしは、遠海になってくるわけです。人間が苦労してとってこなきゃいけないものが、一番悪い。で、こういうふうに考えてきますとね、人間の身近なものが、一番いいことになってくるわけです。(P116)
 その反対にまちがった食物をとるとですね、おいしいように錯覚して舌におぼれ、人工的なくだもの、魚、野菜、メロン、ブドウ食って、遠方のマグロ食ってね、牛肉まで食う。まさに、これ最高のごちそうに見えるんですね。ところが体は一番危険な状態になってくる。しかも、そのために、どれだけ難儀をしておりますかね。土地のものを食っているのに比べて、ちょうど7倍になるんです。7倍の資源と労力がいる。
 だから穀物を食べている人種は、肉食人種の7分の一の働きでいい。7分の一の面積で同じ人口が養える。日本の国は狭い狭いといっておりますが、日本人がみんな穀物、菜食するようになったら、人口が2倍になろうが3倍になろうが、この国土の中で十分養っていけるんです。(P118)

・狐にばかされて、人間が木の葉や馬の糞を食べる話があるが、笑いごとではなく現代人は頭で食事をして、体で食事をしているのではなく、パンを食べて生きているのでもない。現代人こそ観念というカスミの食物を取っているのである。(P218)
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(引用以上)




井上宏
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