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農村を活性化させる為には?

【書籍紹介】伊賀の里 新農業ビジネスただいま大奮闘(モクモクファーム)(2/3)

~続きです~
第3章 活況呼び込む手づくりアイデア群
1、新しい職人気質の芽生え―地ビール製造
1)モクモクの純国産ビールはモクモクファームでのヒットとなった。
2)ここには、世間で言われる俗説がまったくなかった。若い人はマニュアルがないとなにもできないだの、いまは職人気質がなくなっただのといった仕事上の俗説である。
 ここにはマニュアルがなかった。経験と知恵が重視されていた。現場のやりたいという気持ちが生かされていた。職人気質が若い世代に育ち、培われていた。
2、地元農家にもメリット―ファーマーズマーケット
1)モクモクの売り場では何でも売る事が出来る。
2)地元農家の社交場になり、高齢者のちょっとしたコミュニティーになっている。
3、お客さんに信頼感を---加工品販売所
1)店には接客マニュアルがないが、どの店舗をのぞいても、対応はスムーズでなにより「元気の良い声が返ってきてすがすがしい気分にさせられる。
2)みんな自分たちでやっていくんだという雰囲気がある。それに、お客さんにマイナスになるという事があれば。すぐに変更する。パッと変える。社長も専務も決断が早いんですよ。
4、手づくり結婚式も---レストラン
1)アットホームな手づくり結婚式も人気。
5、自然と一体となった学習の場
1)テーマは四つ
 ①農業を伝える②動物教室③自然に触れたり工作する自由研究④虫の教室。
 話すだけではあきるので、動物にさわってもらう。危険なところも可愛いところもひっくるめて教えたい。農業を伝える役割。
2)モクモクでは、さまざまな遊びを通じて、自然と学習と教育を一体としたイベントを仕掛けている。

第4章 目に見えない工夫の数々
1、消費者の顔が見える通販を
1)モクモクを支えてきた大きな柱が会員制の宅配。
2)農産物を加工し、消費者に直接届け、生の声を反映させていく、と言うやり方が重要。モクモクでは、アイテムを250以上も揃えて地元消費者にはその日のうちに届けるというやり方をやっている。
3)「直接消費者の声を聞きたい、話したい、顔を見たい、それがやりたかった」
2、通販でも多彩な企画
1)通販ではネイチャークラブ事務局の存在が大きい。
 消費者とモクモクを繋ぐ役割。
2)通販の利用は会員が条件。入会金は二千円のみ。三年に一度無料の更新手続きをし、この時約四分の一が減るが一方で毎月約三百人の会員が増えている。
 会員の特典は入園ファミリー券10枚×2回/年(入会金分の還元)と商品購入時のポイント。
 会員にはギフトカタログとネイチャークラブ通信、モクモク通信送付。
3、印刷物にもこだわり
1)ギフトカタログとネイチャークラブ通信、モクモク通信は商品の販売や顧客の獲得ばかりではなく、イメージアップやメッセージの伝達、対外的なPR効果などにも非常に役に立っている。
2)社長も常務も文章一つでも練りに練る。だからこっちも手が抜けない。
4、ファームの理念を具体化
1)通信やギフト案内の制作、ファーム内のイベントの企画などにかかわっている部署に「やさしさ宣言推進企画室」という部署がある。
 ここでは、全体のファームの方向性を決め、入園料のシステムから集客の手法、イベントの企画、情報発信、チラシ、広報募集の発信などをする。ぜんぶで七人がいる。
 「ファームに関する事は全て考える。」
2)モクモクにはマニュアルがない。アルバイトが増えるたびに、モクモクの考え方を話す。できるだけお客さんとの間に敷居を作らないよう接客は「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」にしている。お家に迎える感じ。服装は厳しくチェック。
3)モクモクは理念を具体的に表現し、それを自ら発信し、丁寧にイメージを伝えていくという事を大切にしている。
5、本部自らが活性化の努力
1)創業から14年で組織は大きく膨らんだがここで働く人たちは活気に満ちている。活気を生み出し継続させる為にさまざまな試みが絶えず行われている。
2)「たのしいファームづくり運営部」「ほんものづくり事業部」・・・等ネーミングも親しみやすい。
3)運営はそれぞれの部門会議によって行われる。
 定例会議に研修、視察は頻繁に行われる。
6、信頼感を支える縁の下の力持ち
1)予約インフォメーション、品質管理室、等重要な部署もある。
~続く~



丸一浩
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