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農村を活性化させる為には?

【書籍紹介】伊賀の里 新農業ビジネスただいま大奮闘(モクモクファーム)(3/3)

~続きです~
第5章 新しい農業ビジネスの夢
1、創業の原点を探る
1)「「分衆の時代」を読んで、これからの時代は変わる、これから伊賀の養豚を組織して銘柄を付けて商品を売るというスタンスでないと農業はあかんと思いましたね。それからなんですよ、僕が動き出したのは」
2)ブランド戦略は。相手側に主導権を握られたらあかん。
2、基盤固めに向けて
1)当初のハム作りは失敗続き。
 ウインナー教室を開始して人が来るようになった。
 最初は何でもあり、徐々に改良していった。
 ドイツで技術を学びなおしに行き、成功。
 社長からは「せっかく行くんやから、ハム覚えて、地ビール工場視察してな、テレビかラジオに出てくる、それだけはしてきてな」と言われて行った。結果、コンテストで金賞を受賞してきた。
3、大胆な構造改革
1)創立から三年、ハムのギフトやウインナー教室ができ、集客もうまく行きかけた矢先に事件発生。
 出資者と意見対立が始まり、あわや転覆という危機。
2)主人公は働く者と豚を出荷するもので資本家は主人公じゃない、と言う事で再度、モクモクのルールをつくった。
4、徹底した消費者重視の考え
1)増産の為の工場増設計画でも、当初依頼した大手コンサルティング会社を断り、つくる者が主人公みたいな小さな工場を点在させる案こそが消費者が望んでいるはず、と言う構想を実現。
2)伊賀豚ブランドが消費者との接点をつくる事で地域に密着し、集客の母体が消費者の提案を受入れたウインナー教室から広がり、現在の公園コンセプトづくりが一人の外部の忠告から生まれた、と言う事は消費者の意見をうまく汲み取り、これを見事に花開かせた結果といえる。
5、関係者の声
1)「いまの木村社長や吉田専務は、時代のニーズに合ったものを生み出した。これが農家だけだと失敗しただろう」
 「モクモクは来るたびに変わってますね」といわれるのが嬉しい。
 「他社に比べてマニュアルも決まっていないから、自由に発想ができる。やり方も決まってないから。ものごとにとらわれないですね。ふっとひらめく環境があります。研修もよくやっている。あちこちに出やすい状況も作っている。そして情報収集がものづくりに生かせる。モクモクのものづくりには、消費者のダイレクトな声が生かされている。通販なんか、お客さんが書いてくださるメッセージは、どの会社にもないものです。応援が友達感覚。味が変だったら変やと言ってくるし、おいしいとなると細かく書いてくる。モクモクそのものをお客さんが支持していると言う感じ。たいていは明るくサポートしてくださってますね。作り手の顔が見えるというのは、メッセージポイントとなっている。手もかかりますが、吉田専務は非効率の効率と言っていますよね。こういったことが商品作りにも生きています。これらの声を生かして、次世代商品を開発していく事も必要ですね」
6、これからの課題
1)課題は農法の確立、モクモクならではの、モクモク農法を築けたら。
 消費者参加型の農業の実現。
 飼料つくり
2)アグリカルチャーとは耕す文化、農村や農業は生きがいや学習機能を持っている。これを具体的にニーズを掘り起こして事業化していきたい。

 

丸一浩
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