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農村を活性化させる為には?

農業は新たな社会統合として再スタートする。

農業は新たな社会統合として再スタートできるのではないでしょうか?

農業は「食料基盤の確保」をはじめ、「自然肯定視の潮流」や「集団再生や青少年が健全に育つ場」として大いに期待されています。しかし一方で、その担い手として手を上げる者はまだすくなく、なんと言っても農産物の価格が現状のままでは期待も冷めてしまう面もあります。そこでこれまでの農業の歴史を踏まえて、新しい農業の基盤を考えてみましょう。



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これまでの農業は、支配者に収奪されてきた歴史といえます。
古代国家から封建社会まで、口分田、荘園制、検地と年貢と形を変えながらも、農業は武力支配により収奪され、近代以降は市場価値市場の配下に下り市場価格により巧みに収奪されています。
これは農業のあり方が社会統合に近い位置の問題であったことを示しています。

ひるがえって、いま、市場社会は矛盾を露呈し、経済破局の危険を孕んでニッチもサッチも行かない状況になってきました。
これに対し「新しい可能性をもった農業」とはどんな位置にあるのでしょうか?
まず、市場の求めに応じて商品を生産するだけでなく、「都市に代表される市場社会の魅力」に替わって、地域集団としての「人間関係の共認充足」が、その根底の活力源として期待できます。地域集団は必要な食料を生産し、地域で消費することで市場とは関係なく存続できますから、これができれば市場社会がどのような形でランディングしても、地域集団としては生き残ることが可能な訳です。
市場社会がうまく終末を迎えるには、それに替わる地域集団社会が育っていくことが重要です。

農業の生産力を考えた時に、収奪がなく地域集団が自立していれば、実はかなりの余暇が生まれるのではないでしょうか?
一定の循環社会として考えられる徳川時代に比べ、品種改良など農業技術の発達のプラス面と化学肥料などのマイナス面を集計し、武力支配や市場による収奪をゼロにすれば50%以上の余暇は見込めるはずです。
これはかつての農業社会のイメージとは全く異なった、実に様々な可能性を秘めた有りようです。馬場さんも書いておられた地域内消費は環境問題の正統な解答になりますし、50%以上の余暇時間は、長谷さんのおっしゃるような地域活動や西さんのおっしゃる工芸の楽しみもあるでしょう。地域を越えた社会統合活動も時間的に十分可能です。

環境対策か?経済破局をどうするか?という問題に対しても「新たな農業地域集団を育成して、市場社会に替わる基盤をいかに浸透させるか?」はひとつの適応可能性ではないかと考えます。


田村正道
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