FC2ブログ

農村を活性化させる為には?

事業企画、再考。

次の課題である「皆で楽しんで、その中から可能性を育てる事業」を検討しようとして気になることがありました。

私達は事業の企画なるものに対して、大きな考え違いをしているのではないか?

これまでの検討の経緯を見れば、前上さんの投稿にある上中町の事業概要をを出発点に、町の問題点を整理し、集客に必要なターゲットを想定し、そのセグメントに応じて必要なメニュを考え、採算性を検討し、必要施設の整備を行う……・
確かに事業企画の基本パターンはこのような手順で進めることが多いし、ある意味セオリーと言ってもいいだろうと思います。



にほんブログ村 企業ブログ 農業へ

しかし、そんな画一的なものと考えてよいのか?ターゲットを設定するにしても、学卒や脱サラなどと、とらえどころの無い、対象者の実感の持てないような状況で、社会を作る=新しい地域の人間関係を創る仕事を進めていってよいのか?
仮にこの事業がスタートして、人を呼ぶときにインターネットやパンフレットを駆使して事業の魅力を並べ立てた広報を打ったとして、それだけを見た人が関心を持ち、一緒に動いてくれるのだろうか?

これまでの事業企画のように、はじめから一定の内容を決めなければいけないような、また価値観を押し付けたり、幻想を売り込むような広報がこの事業にはなじまないような気がするのです。

ネットワーク事業は「育てる」事業という気がします。
まずはやりたいこと面白そうなことの発信。そして人が集まってくる、はじめは小さな活動でも動き出す。


>愉しんで取り組む人の方が、成功して幸せそうに働いて暮らしていると思いません?
>まず作業している当人が充足できる。楽しみながら上達できる。上達した分だけ評価される。
>商品それ自体の価値より生産者の想いやお互いの信頼関係が決定的に重要になる。


>子供さんが体調を崩し、休みの日は田舎生活をすることになり……
>今まで、便利さ手軽さ物の豊かさを要求ばかりしてきて、食事、家事、子供の世話等、地味な仕事でうんざりしていた、田舎では家事や畑の土つくり等、目の回るような忙しさだが、子供が生き生きしている様子や、畑に手をかければかけるほど、作物は応えてくれる、感謝の気持ちが自然と出てくる、村の人も、皆古くからの付合いのように声をかけ心配してもらえる。
>ずっと田舎暮らしをしたいが、仕事の関係で今は出来ないが、物の見方や、考えが変わった。感謝の気持ちがもて、自然にも、生き物にも、人にも優しくなれる。

こんな人達が先ず集まってからが事業のスタートではないかと思います。そしてこのように集まった人達が新たな上中町の「事業の資産」となり、この人的資産を最大限活用することがそれから先の事業の目標になるのでしょう。
そして、それから先の事業は、皆と一緒になって考えて初めて方向性や具体の事業内容が決まってゆくのです。
ネットワークの広がりに期待する事業には、はじめからレールを引くことなんて出来ないはずです。


>社会潮流は成功する方向にある、農業を志向する人達も潜在的には多いはず、あまり儲からないであろうというディメリットを超える魅力が見えない。という問題ですね。
に対する答えも、ここに求めるべきではないでしょうか。
むろん、簡単に手に入れられるものでもないはずです。同じ方向を志向する地域間の競争は、今後ますます激しくなってゆくなかで、集まった人達がどれだけ力を出し合うことができるか、が勝って行くためには不可欠となるはずです。

こんな事業の進め方は、予算の都合、議会の承認、住民説明等、行政をめぐる種々の条件を考えればそぐわないやり方かもしれません。
しかし、これまでのやり方そのものが、今後のネットワーク社会に追いついていないということも言えるでしょう?

小西康雄
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gensenkeijiban4.blog.fc2.com/tb.php/34-cec58236
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)