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農村を活性化させる為には?

『いのちをはぐくむ農と食』小泉武夫著

いのちをはぐくむ農と食

著者 小泉武夫
1943年福島県の酒造家に生まれる。東京農農業大学農学部醸造学科卒業。現在、東京農業大学教授、鹿児島大学客員教授、別府大学客員教授。専門は醸造学、食文化論、全国地産地消推進協議会会長(農水省)などもつとめる。著書は100冊をこえる。

本文は 1章日本の農業は崖っぷち 2章食糧生産を外国に委ねたら 3章農業を活性化するために 4章食べるものが変った 5章食べものを選ぶ基準 6章地産地消と食育の構成ですが3章の事例を紹介します。

今全国で平均収入の多い農家は長野県川上村と大分県の大山町で1000万円を超える農家が200戸もある全国平均が470万からするとかなり高い。

大山町の人口は4300人農協組合員は640戸で、この農家が意識改革の一つとして農協ということばを「プロフェショナル農業集団」に改名し640戸が集団化する。

      1962年
   梅と栗栽培を奨励する
   年一度しか収穫できない
        ↓
   キノコ栽培を導入し収入増   →  大量のおがくずが発生する
        ↓                  ↓ 
   土作りを奨励する          農協で堆肥化し安く組合員
                     に販売する
        ↓                  ↓ 
   農薬を殆ど使わなくてよくなる ←  30年をかけて土に自信が
                     もてるようになる
        ↓
   安心、安全、美味しい農作物が     
   できる。農産物はエノキダケ、
   ナメコ、ハーブ類、クレソン、
   シイタケ、すもも、うめ、
        ↓
   加工、販売の取り組み
        ↓ 
事例1 ハーブ類のパック販売、パンやクッキー、ケーキの加工品販売、
    全国に売り出
    し生産が間に合わない状態。これらの作業を担うのが「ハーブク
    ッキーの魔女たち」、活発な農家のお嫁さん達
事例2 おばちゃんたちが料理をする農民食堂
    大山町内、福岡市内、大分市に3店舗、平日で2時間待ち、朝取
    りの有機野菜料理が100種類2時間食べ放題。
    料理をするのは農家のおばちゃん達で,4グループに分けて4週
    に1週間の休みを取る,仕事の週は各店舗での寮生活で、みんな
    でくつろいで、喜んで合宿暮らし。   
事例3 農産物直販所7店舗展開、大山本店にはキノコレストランと梅蔵
    物産館があり加工品の販売している。   
    
このような農業の形をつくるために、一人の中心的な人物がいたということです。リーダーシップをとって、みんなを一つにまとめる役割をはたしてきたのが矢羽田正豪さんです。こういう壮大なしかけを成功させるには、カリマス性をもったリーダーがいることも、忘れてはなりません。   

本の紹介は以上ですが、著者 小泉武夫氏の記事リンクでは下記のように紹介されています。
人口約3800人の大分県大山町で始まった地産地消運動では、組合員640人のJA大山町(農協)の2003年の売り上げが約30億円に達した。農家は1軒当たりの平均収入が2000万円を超すところが大半となり、町の自給率も100%近くに達した。やればできるわけだ。

以上




奥村博己
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