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農村を活性化させる為には?

ディズニーランド化する農業(モクモクファームを訪れてみて)

噂に聞く三重県伊賀市のモクモク手づくりファーム(以下「モクモク」)を訪問してみた。経営に関する話は他の方が沢山されているので、本投稿は観光客の目線で見たモクモクの感想ということにする。

一言で言えば、とにかくサービス性が高い。何よりも印象的だったのが「ファームの快適さ」だったため、そこに絞って特徴を羅列する。

1.表に出ているスタッフには若い人が多く、元気にキビキビと動いている。接客も常に丁寧である。また、終始せわしなく働いているが、質問をすると手を止めて笑顔で対応してくれる。

2.動物を扱い、しかも子供客が多い場所なのに、園内は清潔で嫌な臭いもしなかった。もっとゴミやら動物の糞やらが落ちていても良さそうなものだが、全くと言って良いほど無い。臭いに関しては、沢山存在する食べ物関連の施設のおかげでむしろ美味しそうな匂いが漂っていた。

3.園内のいたる所に遊び心が盛り込まれている。所々にクイズや豆知識の看板が立っている。他にも「ちょっとやってみようか」と思わせる数々の仕掛けがあった。

4.建物に手作り感が漂うと同時に、インフラがしっかり整っている。ロッジ型の建物が多く、しかもビニルハウスを改装したような建物もいくつかある。が、設備的には充分であり、不便を感じることはない。都会的すぎず田舎的すぎもしないバランスが保たれている。

5.モクモクの大きな売りの1つである「体験教室」はかなり洗練されている。時間に正確なスケジューリングと、スタッフの要領の良い説明・動きが印象的だった。しかも決して作業的ではなく、参加者を楽しませる雰囲気を出していた。

大まかに言うと以上のようになる。
「農」「食」を感じさせる部分は多いが、これはかなり質の高い第3次産業であると言える。園内には可愛くデフォルメされたブタグッズが溢れ、楽しい雰囲気と交わってある種の別世界のように感じられた。もはやテーマパークである。

もちろん農作業やら食品加工への取り組みも行っているようだが、正直、園内だけを見ると「これ農業か?」と思えるほどエンターテイメント性が高い。これは、農業的生産を遥かに超える価値を生み出すほど地域資源を有効利用しているとも言うことができる。
つまり、農業だからといって食糧生産&販売のみにこだわることはない。
農業の6次産業化という言葉自体はよく聞くが、今回はその最先端を見た気がする。





小西良明
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