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農村を活性化させる為には?

農家のこせがれネットワーク

農家の激減('95~'05で70万件)と高齢化によるその加速、自給率の低さ、農地の荒廃や経済状況から食料を自在に買い集められる時代の終焉。

そうした危機を前に、日本の農業を最短最速で改革する為には、指導者(親)やノウハウが基盤にありながら、農家を飛び出した農家のこせがれが帰農することだ、と立ち上がったネットワークがありました。

農家のこせがれネットワーク 
(設立主旨書) 


この事例で面白いと思ったのは、状況認識と、それに対する答えだと考えるところを言葉にした上で、ある農家、ある地域の農業の再生という所を超え、始めから全国的なネットワークを志向しているところ。

このネットワークでは、参加者の「農家のこせがれ」が、これまで自身が都会で仕事をする中で得た人脈を始め、ネットワークで開拓した人脈・販路・成功体験を参加者同士で共有しています。

それを元にして、実家の農業に帰農して食っていけるだけの販路拡大・売上上昇の道筋をつけ、自信と確信をもってから都会での仕事を辞めて順次帰農します。

また、食への意識が高まってきた消費者・生活者たちに働きかけ、都市生活者が自発的にできる農業再生として、農業にお金を使う流れを作っていっています。それが販路拡大であると同時に、農家と消費者を直結して単なる出荷から、生産者に直接期待が掛かる関係も意識的に構築しているようです。


本源収束の潮流が高まり、近年は家庭菜園・市民農園、就農・帰農といった動きがありますが、多くは個々人が何となくそちらに向った段階です。

顕在化してきたそうした動きが今後社会的に既存の枠を超えたものに広がっていく上では、活動の基盤となる状況認識や答えがどれだけ人々を巻き込めるかに掛かっていることも感じさせられます。




柳瀬尚弘
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