FC2ブログ

農村を活性化させる為には?

新たなネットワーク社会への道筋

>…市場の求めに応じて商品を生産するだけでなく、「都市に代表される市場社会の魅力」に替わって、地域集団としての「人間関係の共認充足」が、その根底の活力源として期待できます。地域集団は必要な食料を生産し、地域で消費することで市場とは関係なく存続できますから、これができれば市場社会がどのような形でランディングしても、地域集団としては生き残ることが可能な訳です。
市場社会がうまく終末を迎えるには、それに替わる地域集団社会が育っていくことが重要です。<


私も基本的には同様のイメージを持っています。



にほんブログ村 企業ブログ 農業へ

生存基盤の中でも最も重要な食糧を可能な限り自給できる社会を実現することが不可欠だと考えます。
ただし、そこに至る過渡期においてどのようにして農業の生産基盤を再生するかがなかなか難しい課題だと考えています。

田村氏が「…収奪がなく…」と表現されている点ですが、現代は農業生産も市場に組み込まれ、工業製品などと比べて労働生産性がかなり低くならざるを得ない位置に置かれています。いわば、市場を介した収奪の構造とも言える状況なのだと思います。
最近、中国からの農産物輸入に対するセーフガードの発動がとりざたされていますが、海外から安価な農産物が輸入されることによって国内の農業生産はダメージを受け続けてきています。

基本的な回答は、従来の商品市場とは別のネットワークを介して農産物を消費側に提供するしくみをつくるということになるわけですが、それと呼応して農業生産側には必要な生活物資や自給できない食糧などが提供されなければなりません。

最終形態としては、ネットワークの中に生活に必要な物資を供給できる様々な生産体が組み込まれ、相互に必要な生産物を提供しあうというイメージになると思われますが、そこに至る道筋をどう構築するかが難しい。

大まかには、
①半農半産業という生産様式の実現を目指すという方向
②農業生産体と緊密な関係を持った異業種の事業体を確保し、その関係(ネット)を広げていくという方向
③地域の中で、地域通貨を媒介にした(ゆるやかな)ネットワークを立ち上げ、それを広げていくという方向
など、いくつかの路線がイメージできると思いますが、簡単には決着がつきそうにありません。

このあたりから、実現に向けた道筋を探ってみたいと考えています。


山田渉
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gensenkeijiban4.blog.fc2.com/tb.php/36-804c16f9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)