FC2ブログ

農村を活性化させる為には?

日本の水田は極めて優れた生産資源(1haで29.2人分の食料を生産)

日本の水田は1haで29.2人の食料を支えており(世界平均は4.5人)、現在の減反政策は歴史を踏みにじる行為に等しい。

興味深い、示唆に富んだ薄井さんのご提言があるので紹介させていただきます。

(要旨)アジアの水田農業を取り巻く環境には厳しいものがあり、前述したもの以外にも灌漑プロジェクトの失敗による「湛水害」や「塩害」の発生などもその大きな要因であると言われています。そのような状況のなかで、再生の可能性があるとすれば、それは縄文時代後期以来、自然と共存した日本の水田農業の歴史(知恵と技術*)の継承にあると説かれています。*水田に一定期間水を張ることで、酸素が無いと生きられない病原菌の活動を抑え、連作障害を回避。

FAO(国際連合食糧農業機関)が人工衛星画像データに基づいて実施した土地の劣化調査によると、中国では22%が、タイでは15%が既に劣化しはじめているが、豊かな森林資源と十分な降水量に恵まれた、日本の水田は世界でもまれな劣化ゼロの貴重な食料生産装置であるとのこと。

さらに興味深い点は、現在世界では1haの耕地が4.5人の食料を支えているが、日本では1haの耕地が29.2人の食料(摂取カロリーの39%分→11.4人/ha)を、世界平均の2.5倍以上を支えている。

この現実は、日本の水田農業の重要性を改めて再認識すると同時に、その保全と継承こそが極めて重要であり成否は全て現代の私たちに懸かっていることを示している。敢えて言うなれば「子孫に美田を残す」ことこそが使命であると言っても過言ではない。

その背景や要因についてもさらに詳しく語れています。是非、目を通してみてください。

第9回:限りある農地という食料生産資源の問題(その1)
~金融危機で忘れられかねないアジア水田農業の危機~




阿留毘
スポンサーサイト





にほんブログ村 企業ブログ 農業へ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gensenkeijiban4.blog.fc2.com/tb.php/367-b5117e06
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)