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農村を活性化させる為には?

【図解】農業再生の可能性基盤

本来、市場になじまない「食」をも市場拡大は取り込んで進んでいった。その結果、豊かさは実現したが、自然の摂理に反した石油漬けの大規模生産、集約型生産が、食の安全を脅かし、都会の消費者には「食の安全・安心」を求める声が強くなりつつある。他方、農村は担い手不足から農地荒廃が進み、環境・コミュニティ崩壊の危機に瀕している。

可能性基盤、この危機を救う担い手はどこにいるのだろうか?

それは、豊かさ実現の結果、現在進行中の若者の就農意識の変化に求めることができるだろう。彼らは、もはや都会の利便性・快美性に拘ることなく、むしろ農村の自然や共同体性を求めている。その背景には、単なる金儲けではなく、みなが喜ぶ仕事がしたい、社会の役に立つ仕事がしたいという、意識潮流の変化がある。つまり私権欠乏から共認欠乏への潜在思念のパラダイム転換である。

彼らにとって農業は単なる「1次生産産業」ではない。農業は本来、多面的な価値を持つ。環境問題、コミュニティ問題、雇用問題、教育問題の突破口になることは勿論、医療や健康福祉面での効果も大きい。食の欧米化、飽食化が現代病と関係しているからだ。農業の持つ「社会事業」としての役割を意識した若者たちが都市と農村の架け橋となり、信認ネットワークを再生していくことに期待したい。そして行政や企業にはそうした活動を支援することが求められている。


食の「石油漬け大規模・集約型生産」化→食の安全・安心の危機【都会】
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【市場拡大】→豊かさ実現→私権から共認へ       ││
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│ 【若者】社会の役にたつ仕事欠乏          ││
│            ↓         農の地産地消再生
│ 【農業はみんなの役に立つ社会事業】───→信認ネットワーク
│ 環境保全・コミュニティ再生・雇用再生   を創造する
│ 教育再生・現代病からの脱却            ││
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農業は儲からない→担い手不足→自然環境・コミュニティの危機【農村】


山澤貴志 
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