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農村を活性化させる為には?

私有権ではなく使用権だった!

農民の私有意識はいつ生まれたのか、『新しい「農」のかたち』リンクを見ながら勉強しました☆

○開墾が盛んな時代
律令制~墾田永年私財法の流れで、開墾した土地は開墾した者の物という価値観が浸透する。
資本を持つ中央貴族・大寺社・地方の富豪は活発に開墾を行い、大規模な土地私有が出現することとなりました。このときの大規模な私有土地が荘園となっていきます。
農地を開墾して私有地にするのは貴族・豪族・寺社などで、彼らは実際に耕作する農民から年貢を取り立てた。

・ここでは、まだ庶民には土地の使用権があるだけで、私有権は権力者にしか存在しない。


○太閤検地では、村が一括して年貢を納入する村請(むらうけ)が採用され、江戸幕府も村請を継続。
江戸時代、農地や山林の多くは、村落共同体のものであり、村によってその利用権が管理されていました。

・権力者の私有も取りやめられて、共同体的所有が存在していた。共同体の規範の下に使用が認められていた。


○明治の農地改革
明治政府は法律の近代的整備の必要から、欧米の全てのものに所有権を設定する概念を取り入れ、農地や山林は多くの農民に分配されました。

これは大地主を生み出してしまいました。
元々、土地の所有に慣れていなかった農民から、二束三文で土地を買い占める商才に長けた人間が出現したのです。これが戦前の大地主です。

・権力者による私有が再び始まる。農民には使用権のみが認められ、生産物は好き勝手に出来ない。


○戦後の農地改革
戦前の大地主から土地を当時の長靴1足より安く国が買い取り、農民にばら撒いた。これによって、初めて農民は農地を所有した。


実は戦前までは、農民は共同体的所有の下か、権力者の下での使用権を得ることで、農業生産を行ってきた。そこでは、使用権がそれぞれの形で認められていただけだった。
そして戦後の農地改革が、農民の私有意識の誕生となった。戦後、農民の土地の私有意識の誕生と近代市場の進出により、個人の利益に固執する土壌が育っていった。しかし、どちらも終焉に近づいている現在はチャンスといえる!



みのり
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