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農村を活性化させる為には?

農作業だけやっていても農業ができるようにはならない

先日、農業研修に行っている知人2名が家に来たときに料理を振舞ってくれた。他人の家の台所であるにも関わらず、息ピッタリで手際よく調理していく姿にエラく感心した。

その話を研修先の方にしたところ、その2名は農作業の手際もグングン良くなっているという。やはり農業をやっていると色々な能力が上がるんですね、と聞いてみたところ、意外な返事が返ってきた。

「ちゃうで、普段から色んなことをやってるから農作業も上手くなるんや。農作業だけ教えてもできるようにはならん」

具体的に言うと、やり方を教えれば「一人で」作業をこなすことはできるようになる。しかし、基本的に農作業は色々な人との協働ばかりなので、それだけでは全然足りないという話だ。

そうではなく、日頃からみんなと一緒に料理を作ったり掃除をするなど、「周辺部分で協働を肉体化する」ことが重要なのである。要するに、共同生活を通じて、相手の様子を常に注視し、それに合わせていくことが当たり前になることで、農作業も上手くなっていく。

農業のスキルを身に付ける、或いは農業を通じて色々な能力(段取り、チームワーク等)を上げるということを主目的に、農業研修に行く人や、似た仕組みを社員用に取り入れる企業が増えてきている。しかし、実は『共同生活を通じた"協働"の肉体化』こそが焦点を当てるべきポイントではないだろうか?

つまり、一定期間他者と生活を共にすることが、農業をする上で重要なのだと感じた。特定のスキルにだけ注目すると本質を見誤るかもしれない。


小西良明
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