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農村を活性化させる為には?

農産物を積極的に生産することで、放射線から環境を守る!

ブログで面白い視点で農業を捉えている方がいる。
「放射線量が増しているから、農作物生産は控える」というのが通説であるが、逆に「積極的に農業を行うことによって、土壌汚染を防止する、そして、その農作物は食べるのではなくバイオ燃料に再利用する」という提案だ。
そして、「農業を大事にする者は、環境修復の担い手でもある」という視点を与えてくれており、単なる生産者から、社会を改善していく「社会事業としての農業」の新しい可能性を提起していることに感銘しました!

以下、引用
※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※
『ファイトレメディエーション』(大地を守る会のエビちゃん日記)(リンク)

放射能による土壌汚染の程度によって、米の作付を見合わせる (米を作るな)、という指導がされ始めている。この判断は、いいのか? 逆じゃないのだろうか?
仮に区域外で基準超過の水田が発生した場合においても、「作るな」 より 「作らせる」 ほうがよい、と僕は考えるものである。

もちろんその米を人に食わせてよい、と言っているのではない。稲が土壌の10分の1を吸い上げるのなら、何もしないより、むしろ稲にセシウムを吸わせて土壌を浄化させる方がよい。収穫された米は東京電力さんに買い取ってもらって、バイオ燃料にする。
燃料にしても移動したセシウムの問題はついて回るかもしれないが、生命をつなぐ基盤である土壌からの除去・浄化は何より必須の課題である。しかも、半減期30年というセシウムが相手なので、基準値を超えた水田では 「来年はつくれる」 という保証もない。何もしないで放置された水田はだんだんと再生が困難になってゆく。「つくり続ける」、作り続けながら土壌の浄化を進める、のがよい。

植物が大気や水を浄化する機能を持っていることは多くの人が知っていることかと思う。逆に、植物によって特定の有害物質を吸収(蓄積)する特質があることも、部分的ではあるが分かってきている。こと放射性物質についていえば、アカザ科の植物がセシウムに対する吸収特性が高いことが確かめられている。
アカザ科 -野菜でいえばホウレンソウ! だ。福島原発事故はまさにそれを証明してくれた格好になったか。しかしそれはまた、ホウレンソウが指標作物になる、ということでもある。土壌からの除染だけを考えるなら、回転の速いホウレンソウを植えまくる、という考え方も、ないわけではない。現実には、そのホウレンソウをどうするか、だけど。

こういった植物を、汚染物質を吸収するからといって排除するのでなく、むしろその力を借りて浄化に取り組もうというのがファイトレメディエーションである。
チェルノブイリ原発事故では、菜の花 (菜種) やヒマワリを栽培することで土壌浄化に効果があったというのは有名な話で、篠原孝・農林水産副大臣はこの手法を提唱している。

汚染土壌の修復に土の入れ替えといったことが言われているが、20km圏内に加えて避難区域まで含めた広域にまたがる水田土壌を入れ替えるなんて、不可能というより絵空事としか言いようがない。
とにかく物理的あるいは化学的な方法による修復は、べらぼうなコストがかかる。

太陽エネルギーによって植物が生長する、ただそれだけで環境汚染物質を土壌から吸い上げていくという、究極の環境調和型修復技術であり、経済合理性に適った考え方として、欧米ではすでにその応用、つまりいろんな形での産業化が進んでいるものである。

ファイトレメディエーションにはいろんな考え方・方法が研究されている。生長中の植物の根から分泌される物質によって根の周りに微生物が増加する原理を応用して、汚染物を分解・無害化する菌を繁殖させるという方法。あるいは植物根や分泌物に汚染物質を吸着させることによって固定させる (地下水への流出を防ぐ)といった方法、などなど。

読みにくいカタカナを駆使して書いているけど、ここまでくると要するに、根圏微生物を増やす、つまりは土壌を肥沃にしていくことが、有害物質の除染にも有効である、ということになる。

有機農業の力はここにある、というのがわたくしの結論である。

私たちが有機農業を目指す生産者たちを大事にしたいと思うのは、環境修復の担い手でもあると思うからだ。それは長期的な時間でみれば経済合理性にも適っている。

いずれにしても、自然界の力と調和しながらきっちりと安定化させていく、といのが最も効率がいい、ということになると思うが、いかがだろうか。

大切な食料基地でもある福島を、荒涼とした大地にしてしまうのでなく、
稲やヒマワリや菜の花を咲き誇らせながら修復へと向かおうよ。
その田園はきっと僕らに 「希望」 を語りかけてくれるはずだ。
(引用終わり)


橋本宏
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