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農村を活性化させる為には?

循環型社会の創造を具現化する会社「らでぃっしゅぼーや」②

■農業経験者の人材育成

 らでぃっしゅぼーやでは、今後迎える農家の後継者不足や耕作放棄地に対し、社員自ら農業経験を積むことで後継者を育成していく取り組みをしています。あえて、未経験者を選ぶことで新たな発見をしてもらいたい、農業教育をしていきたいという願いがあるようです。

MSN 求人 究極のトレーサビリティより引用
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 「一つは高品質な野菜の安定供給を図るため。現在、当社は全国約2300戸の農家と契約を結んで厳選した良質で安全な農産物を仕入れて宅配事業を行っていますが、自社で生産すれば仕入れコストの削減にもつながります。もう一つは日本の農業が抱えている、農家の高齢化や後継者不足や耕作放棄地の拡大などの問題に対し、当社としての取り組みを示したいと思ったからです」

 2009年5月、まず約3.5ヘクタールの農地で、じゃがいも、さつまいもを中心とした露地野菜の栽培を開始した。「ファームを任せる社員はそれまで流通担当で、土を触ったこともない者をあえて選びました。素人の視点で新しい発見をしてほしいという願いと、知識ゼロの人間のケーススタディを元にした農業ノウハウが、若手や未経験者の教育に生かせると考えたからです。彼は和郷園の指導員の力を借り、毎日悪戦苦闘しながらでしたが、この6月には最初のじゃがいもの収穫を行いました」。

 「ただ空腹を満たすだけでなく、おいしかった、食べてよかったと思っていただけるものをつくり続けることが食品会社の使命だと考えます。
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 こうした取り組みが、農家・社員の活力上昇を可能にし、消費者までも一体となった地域社会への貢献を可能にしているようですね。


ニッチ市場マーケティング 既存業界からニッチな切り口を見つけ出すビジネスアイデア発想法!より引用
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【農家のメリット】
 通常であれば野菜は天候などに左右し豊作・不作によって値段が変わるため収入が計算できず、生産に集中できなくなってしまいますが、6ヶ月前から売値が決まっているので、安心して生産に集中できるようになりました。

【らでぃっしゅぼーやのメリット】
 まず、有機野菜を少し安く仕入れることが出来るようになります。
さらに、有機野菜で使用が認められている農薬・肥料を記入させ、畑の場所を把握することで品質を徹底管理できるようになりました。(どんなふうに野菜が作られているかが丸わかり)

【顧客のメリット】
 ダンボールと一緒に同封されている紙に、品目、農業者の名前、住所、電話番号が全て記載されるので、誰の作ったものか分かり安心して食べられます。(実は、この事は、農家にとっても客の存在が見えやすくなり、結果としてやりがいにつながりました。)
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■地域への活動がさらなる活力を生む

 農業を通じ地域へ積極的に関わっていくことによって、農家・社員・地域のさらなる活力を生み出す努力をしているようです。

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<地域の子供達に食育活動>

 「こども赤かぶ塾」(神奈川センター)子供のみの参加で、いわゆる料理教室ではなく、入門クラスでは5ヶ月の中で、お米・だしといった日本食に欠かせない基本を学びます。その後、個々の食材を学ぶ基本クラス~実践クラスと進みます。入門クラス・基本クラス・実践クラス以外には、夏・冬の特別教室が開催されます。
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 『お米倶楽部』などでお馴染みのファーマーズクラブ赤とんぼの生産者と、会員の皆さまとの交流を図る恒例イベントや、『キッザニア』などもある。

<被害者支援>

 被災農家の移住と就農、収入確保を支援。第一弾として、福島第一原子力発電所の事故で退去指示を受けている農業生産者やその家族を受け入れ、援農・就農の場を提供する活動を行う。
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・被災地へ向けての支援物資輸送
・アースデイ東京タワーボランティアセンターへの協力
・チャリティーイベントの開催
・アレルギー患者支援活動

<生ゴミ回収→肥料再生>

 お客様が生ゴミ乾燥機で乾燥させたものを、らでぃっしゅクルーが毎週回収。有機肥料として各地域の生産者の畑に戻し、栽培された農産物を再びお客様にお届けしています。企業としては他に例のないこの地域循環システムを、全国5ヵ所の物流センターで実現。現在(2009年2月現在)では約2,000世帯のお客様が「エコキッチン倶楽部」に参加しています。
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■らでぃっしゅぼーや活力上昇図解

【社会外圧】
 貧困消滅→健康ブーム→有機農業=====┓
   |                  ∥
   ↓                  ∥
 【外圧】    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ∥
 農業収束不全⇒:消費者に求められる :=┣⇒宅配・消費者と直接
        :   声が聞こえる : ∥ 繋げる
        :    ↓↓    : ∥
        :   有機農業   : ∥
  役割喪失 ⇒: 安全なものを作る :=┣⇒会員消費者も有機の
        :  (使命感△)  : ∥ 意義を共有
        :    ||    : ∥
        :    ↓↓    : ∥
  後継者問題 ⇒:有機野菜を食べる人△:=┣⇒地域の子供達に食育
        :  有機農業を拡大 : ∥ 教育
        : 持続可能社会の実現 : ∥ 被災者支援
        :    ↓↓    : ∥ 生ゴミ回収→肥料再生
        : 農家・社員の活力△ :=┻⇒契約農家拡大
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     契約会員拡大



 社会外圧に適時対応しながら成長し続けるらでぃっしゅぼーや。これからも注目していきたい企業の一つですね。


伊勢崎勇人
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