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農村を活性化させる為には?

なぜ今、人類史を追求した理論体系が必要なのか

最近の若者に見られる歴史ブーム・日本ブーム(220882など)について、消費社会研究家・三浦展氏は「愛国消費」(2010年・徳間書店)の中で、「『自己充足的』『自己肯定的』な日本志向」という言葉で表現し、今後の日本の可能性のついて以下のように述べています。

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(P188~)
知識産業のひとつの重要な核となる要素は文化であり、だからこそ、これからの日本は、日本の文化の中にも新しい知識産業のヒントを求めることになるはずである。だとすれば、今、日本を好み、日本文化を愛する若い世代が台頭していることは、実は日本の将来を救う可能性にもつながるだろう。

(中略)
 生物にとって多様性が必要であるように、今後は、日本の中に、さまざまな地方の文化の多様性を育むこと、そもそもかつて存在していたさまざまな文化を掘り起こし、育成することが重要になるであろう。またそうした作業は、日本のそれぞれの地方の文化が、固有の自然や風土や歴史に規定されており、その意味で中国、韓国・朝鮮、東南アジア、ロシア、環太平洋など、世界のさまざまな地域の文化とつながっていることをわれわれに意識させるだろう。つまり、日本の文化が単一の均質なものではなく、多様な起源を持つものであること、その意味で国際的であることをわれわれは知るだろう。
 
 日本に、そうした多様な地方文化が併存すれば、時代が一元的にひとつの方向に流れていくことはなく、グローバル化に対応した文化もあれば、ゆったりとしたローカルな文化もある、先端的な文化もあれば、伝統的な文化もあるという時代になるだろう。そうやって、日本の文化が、あたかも無数の支流と豊かな湿原を持つ大河のように構成されることになるだろう。そのような文化を持った国を愛することが、これからの「愛国」であろう。

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昔のナショナリズムとは違う意味でのこの新しい「愛国」は、氏が言うように今後の可能性だと思います。

ただ、この新しい「愛国」も事実に基づく羅針盤が無ければ、何となく肯定された言葉だけが独り歩きしていくだけでしょう。

だからこそ、氏が言うところの「文化を掘り起こす」こと、その先に「さまざまな地域の文化とつながっていること」を発見する営みが重要であり、その作業は決して簡単ではない(その重みを氏はどのくらい意識しているのだろう?)。

その作業こそ、るいネットが長年追求・蓄積し続けてきている人類史(生物史)の追求過程であり、その事実体系から生まれる「新たな可能性を切り開いていく新理論」(243344)=羅針盤の必要性は、今後ますます高まっていくと思います。
 



朱雀
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