FC2ブログ

農村を活性化させる為には?

NPO農業の学校~農業者としての人材育成に主眼を置き、年間100人の新規就農希望者をサポートする~

■NPO農業の学校:農業の入り口から就農までをサポート
農業生産法人 サラダボウル社長 田中氏が農業に夢を抱く新規就農希望の若者たちのために2005年に設立。年間100人ほどの就農希望者を受け入れ、山梨県を始めとする全国の農家に研修生の訓練を委託している。
研修生にとっては、短期・長期で期間を選べる上、研修先は全国好きな地域のプロの農家。生産現場で実践的な訓練を受けることができる。
また、農業技術、資金、機械のレンタル、住居、農地、農産物の販路までのきめ細かい支援を受けられ、就職先も紹介してくれる。
「思い立ったらすぐに農業が学べる場所」(田中氏)であるNPO農業の学校は、農業を目指す人と農家をつなぐ組織であり、農業未経験者を即戦力として育てるインキュベーションなのである。

■農業者としての人材育成
田中氏は農業者としての人材育成に主眼を置く。
『大事なのは、昨日来た研修生が戦力になる、素人集団で回せる仕組みにすることです。』と説く。要は「エースで4番ではなく、普通の子を育てる」。普通の人が活躍できる場をどう整えるか。「昨日来た研修生が戦力になる形、作業をどう作るかなんです。」
彼流の人材育成は、「新しい研修生の面倒は、少し前に来た研修生が見る。線が切れずに繋がっていく。」というもの。
全体の仕事を単純化し、どんな人間が就いても即座にできる仕組みで総合力を発揮、且つ、個人が明確な目的を持ってもって成長していくことができる組織・人材育成論である。
「農業はすごくシンプルだから、夢中になりやすいんですよ。僕はただ、本物の農業をするために何が大切なのかを教えてあげているだけ。農業の面白さに気付いた若者は、努力を惜しみません」と語る。

研修先の一つでもある、田中氏経営のサラダボウルで働くスタッフには独立志向が多い。しかし、「人が人をよんでくる。」「独立できる力をつけさせるような会社でなきゃダメなんです。」と農業者の育成に主眼においている。

■農業生産法人 サラダボウル 田中氏の経営理念
主力は三事業。野菜生産部門とその野菜を食材に使うレストラン部門、それに農業参入を支援するコンサルティング部門。
田中氏の明確な経営方針はただ一つ。美味しい野菜づくりのために、栽培技術の進化と担い手の人材育成にこだわることである。
彼自身も農家のこせがれであり、金融ビジネスの経験を積んで、農業を始めた。
「金融時代にやっていたことも、農業でやっていることも経営の本質は実は同じ。現状の課題を洗い出し、問題点を分析し、解決策を見出せれば農業はフロンティアになります。」と説く。

さらに、「専業農家の父と意見が食い違えば食い違うほど、自分の意見は業界内では非常識なのかもしれないが、逆にこれは誰も気づいていないチャンス」と田中氏は語る。

 自身の経営にも金融時代に得た経験やノウハウを積極的に採用する。創業時に作業の段取りが悪く、大みそかの夜まで出荷に追われたことがあった。以来、トヨタ流の「カイゼン活動」を徹底。製造現場が推進する5S(整理・整頓、清掃、清潔、躾)活動も採り入れた。

元銀行員らしく、社員には徹底した合理性も求める。毎朝1時間の「自主勉強会」では、生産計画策定、工程管理、リスク分散、マーケティング戦略などがテーマになる。儲けを出すためにどうしたらよいか、従業員と一緒になって徹底的に分析する。

効率一辺倒の経営を目指しているように映るが、実は、ついていけずに辞める社員もいて悩んだこともあった田中氏。「最初はできる社員だけを選別していまし た。それが間違っていると創業3年目に気づきました。今は、高校野球の監督のように厳しくもあり、優しくもあり、従業員が農業をやって幸せだと感じるよう な会社にしないとうまくいかないと考え方が変わりました」


引用:
・NPO農業の学校 リンク
・いちぐう:農業者人材育成の助っ人、田中進さん リンク
・株式会社サラダボウル(山梨県中央市)農業を志すすべての人に就業のチャンスを!リンク
・この国の農業を変える異端児10人-08-サラダボウル・田中進社長リンク


田中一成
スポンサーサイト





にほんブログ村 企業ブログ 農業へ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gensenkeijiban4.blog.fc2.com/tb.php/478-29227d86
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)