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農村を活性化させる為には?

農業という地域産業の活性化事例~モクモク手作りファームに学ぶその5~全員参加型で現場活力喚起型の組織運営

農業の六次産業化の成功事例として注目されるモクモクファーム。
豚肉の加工から始まり加工そのものを体験事業化し、次に地域農家と契約し直売所及びネット通販を起こし、更に農家レストラン、貸し農園事業を進めておられます。
「加工」、「直販」、「体験」という3つのキーワードが農業活性化の秘訣とも思えます。

ただ、もう一つ気になるのが組織としての活性度です。これらの事業を支える組織はどのような形なのかを調べてみました。
以下「モクモクの経営にみる戦略とマーケティングの融合」より引用です。
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13.組織階層はフラットで組織運営は柔軟
・組織はチーム制によるフラットな組織
・マネージャーが部門の利益責任を負う
・柔軟な会議体
部門会議、リーダー・チーフによる全体会議、全職員参加の研修会、朝礼。その他クラブ方式の各種委員会があり、組織としてのコミュニケーションは良好である

14.全員参加型で現場活力喚起型の組織運営
・モクモクの異動基準
「仕事をしていて楽しいか」、「仕事にあたっては、基本的に自分のやりたいことをやってもらう」という考え方で人事は行なっている
・ 現場における自由度は高く、自律性が高い
社員やアルバイトの区別なく、お客様の満足度を考えて対応する。このため、パートやアルバイトにもモクモクの理念や考え方をよく説明し、それを体現した行動がとれるようにする。迷ったときの判断基準は、「お客様に喜んで帰ってもらえるか」に置いている
・サークル的な感覚を生かした働き方
モクモクでは、組織内に多くのサークル的な組織がある。これが示すように、モクモクの社員は、サークル的な感覚で楽しく仕事に取り組んでいる

15.教育や研修には戦略的に取りくむ
・教育投資として海外研修にも積極的に派遣
  ドイツ、スペイン:ハム・畜産物の加工関係、アメリカ:マーケティングの研修、フランスやイギリス:教育ファーム関係
・部門の研修ではパートと正社員を区別しない
パートでも他地域の視察ができる。1年間休職しての自己研修休暇制度もある。職員の希望者向けには農業体験研修がある。

16.採用のやり方も独自の考え方に基づく
・採用面接
   私服でよい。自分を売り込むパーフォーマンスをやってもらう
・面接担当
   社長や専務に加えて前年採用した新入社員が若手代表として参加
・評価規準
自分の個性を出せる人
モクモクで何をやりたいか明確に示せる人
自分と生活の一体化ができる人
自分のやりたい仕事とやれることが一致する人
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上記から推察するに、
組織は各部門の自主管理に基本置かれている。ただし、全体会議や担当会議などの合議はひんぱんに行われている。
正社員とパートを区別せずに積極的な提案や活動を奨励している。結果、サークルというカタチの自主活動もさかんに行われている。
研修、人材育成に重きを置いている。人事採用においても2年目の新人を起用して若手の意見も積極的に取り上げる風土ができているのだと思われます。
おそらく、こうした全員経営的考え方の対象を広げて、地域そして顧客もNW化するという戦略になっていて、事業のスピードや成果を押し上げる土台としてこの組織体が機能していそうです。



かなめんた
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