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農村を活性化させる為には?

観察力・消費者目線・母として子供の未来を考える・・・女ならではの感覚で農業を活性化する事例紹介☆

昔から、家庭円満の秘訣は『内助の功』と称されます。
老舗料亭や旅館での女将さんのイメージは、経営、接客、人材育成まで、お店の事を知り尽くしたいわば要のポジション☆
集団に置いて女の役割って大きいです!
『女子力』を活かし女ならではの感覚、意識で農業を活性化させている事例を紹介します☆

以下引用『東洋経済新聞・「女子力が農業を生まれ変わらせる」~「生活者目線」「主婦目線」が活性化のカギ~』より
(リンク)
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「お互い作ってきた野菜でご飯を食べるのは美味しく、楽しい」。東京農大を2014年春に卒業した神奈川出身の塚原芽衣さんは、同じく大阪の梅花女子大学を今春出たばかりで、関西出身の小園早葵さんと共に縁もゆかりもなかった茨城県常総市に移住した。塚原さんは、ネギや白菜づくりなどを手掛ける個人農家で、小園さんはトマト生産の農業法人で、それぞれ農業生活をスタート。小園さんは4カ月を振り返り、「道具が重たくて体力も思っていたより必要ですが、疲れても充実感がある」と目を輝かせる。

(中略)

○農業における「女子力」の強み
塚原さん、小園さんの就農相談に乗った農業支援センターの富田浩司・事務局長は「女性はきめ細かい観察力がある」と指摘する。キャベツや白菜といった重量のある品目の栽培などの力仕事は難しくなるが、観察力があれば病気や害虫などの予兆をいち早く察知し、農業で大事なリスク管理をできるのだ。

加えて男性の就農希望者よりも目立つのは現実的志向だ。「男性はロマンや夢を語りながら就農する傾向が強いが、女性はいくら儲かるとか現実的な部分を見るように思う」。塚原さんのときは希望に沿って2週間かけて数件の農家を案内。雰囲気や受け入れ先の農家との相性を見極めた上で就農先が決まった。

○消費者目線を外さない
農業の世界で新しい担い手やアイデアが必要なのは、田んぼや畑などの現場だけではない。前述の塚原さんは「今の農業は生産と消費の距離が遠い。だから消費者は目の前の食べ物にも何の疑問を持たない」と考える。自身が農家との交流を機に本格的に農業と向き合うようになった経験を踏まえ、何らかの形で農家と生活者を結ぶ農業をするのが将来の目標になった。ただ、その話を聞いて筆者は驚いた。というのも同じような問題意識をほかにも聞いていたからだ。それが静岡の加藤さん。彼女が政投銀で表彰されたのは、まさにB2Bの中で作り手と買い手の関係性を新しく築き上げたからだ。

農家と、外食や食品加工等の業者は、いざ直接取引をするにも農協が主体的に手掛けた時代が続いた影響で顔が見えづらい。「この果物を誰が買うのだろうか?」と農家が疑問に思えば、業者も「誰がどのくらい作っているのか?」と情報不足に悩む。

そこで、加藤さんたちは生産現場の育成状況を把握し、買い手側の相談にも乗るといったコーディネーターを務め、情報をシェア。県内の約100軒の農家と、各業者との取引が円滑に進むようになった。「静岡は小さい農家が多いのですが、狭い土地で高い作物を作れるので反収は高い。中小の惣菜会社との取引などで成功事例が出ています」と加藤さん。「ベジプロバイダー」と名付けた、この新しい流通の取り組みで新しい市場を掘り起こした。

○母親になって気づいたこと~農業でハッピーを作る方程式を見つけた~
そんな加藤さんが農業分野で起業に至ったのは、20代後半に母親になったことがきっかけ。産休や育児休暇で考える時間ができるうちに、中学生時代に関心を寄せていた環境問題への思いが蘇った。

「大量生産、大量消費を必要とする工業社会は環境に影響を与える。母親になり、次の50年、100年を考えるようになりました」。折しも静岡大学で開設された農業ビジネス講座に一期生として学べることになり、2009年10月に会社を設立。その3年後に政投銀のコンペで大賞を獲得してからはメディアでも注目され、この8月下旬には首相官邸で安倍首相と懇談した。

高齢化や後継者不足に直面する今の農業界に当然のことながら加藤さんも危機感を募らせている。しかし現場を歩き回るなか、「去年の秋に『農業×ANY』がハッピーをつくると、気が付いたんです」。これは『農業×観光』、『農業×環境』といった具合に「他の産業や異分野が農業を活用すると地域全体が回っていく方程式」というのだ。市場環境の変化に強く、成長する企業は、「ダイバーシティ(多様性)・マネジメント」の考えを経営に取り入れているが、まさに『農業×女性』は相当する。女性がもっと参画し、その知恵や価値観を生かした取り組みが農業イノベーションの重要な要素になる。

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(引用終わり)



西田香織
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