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農村を活性化させる為には?

土壌の肥沃さと電磁気の関係~官僚に握りつぶされた科学者の功労~

以下、
「自然は脈動する ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察」から引用
(一部編集)
*****

ヴィクトルの土壌に対する関心は、1930年代に木材運搬用の水路建設を依頼されてブルガリアを訪れた時に始まった。

ブルガリア皇帝ボリス三世は、近代的な機械式の農耕法を導入した後に、北部で土壌の生産性が低下し、地下水面が低下したことについて調べてほしいとヴィクトルに依頼した。一方、南部はなおも肥沃であり、水は豊富にあった。

ヴィクトルは調査する中で、南部に住んでいるのは主にトルコ出身の人たちで、貧しい彼らは伝統的な木製の鋤を使って土壌を耕していることを知った。一方北部の畑はトラクターで鋼鉄製の鋤を引っ張って耕していた。

ヴィクトルは鋼鉄や鉄が土壌に含まれる水分に与える有害な作用に気づいていたため、北部で収穫が減少してきたのは鋼鉄製の鋤を使い、高速で耕したため良質な水が消えた為だと考えた。ヴィクトルは新しい鋤を発明し、土壌の肥沃さを改善するために実験を行った。

実験の結果についてみる前に、彼の電磁気についての考えを改めて理解しておこう。


■二種類の電磁気
彼は電磁気には二つの種類があると考えていた。
あらゆる生物の成長を促し、エネルギーを刺激するものは、彼が生体磁気、生体電気と呼ぶものである。この種の電磁気(反磁性)に関係のある元素は銅、ビスマス、金である。

もう一方は、一般に電気モーターで使われ、発電機で生み出されるタイプで、単に磁気と呼ばれる(強磁性)の電磁気である。自然界でこのエネルギーは物質を分解する場合に用いる。水であれば、その粒子は構成原子にまで分解されてしまう。強磁性の元素は鉄、ニッケル、コバルトである。


ヴィクトルは、鋼鉄製の鋤によって土壌が損なわれる様を観察した。鋼鉄製の鋤が地中を素早く引かれると、微少な強磁性の流れが生じ、これが電気分解と似た形で土壌中の栄養に満ちた水分を分解してしまうのだ。水分子の表面張力は低下し、栄養に満ちた微細エネルギーが消失する。

さらに土壌との摩擦で刃先から鋼鉄の微粒子が落ち、錆びて分解すると、有害な病原菌の格好の繁殖場となる。また土壌中の鉄の含有量が増えると、水分が保持されにくくなる。

<中略>

ヴィクトルは従来の鋼鉄製の鋤に銅メッキを施して実験を始めた。
銅で覆うことで、鋼鉄製の鋤の有害な強電磁的作用は、有益な生体電磁気的に変化し、土壌の肥沃さが高まった。

1948年と1949年にザルツブルグ近郊で、ヴィクトルの鋤と従来の鋤を比較する実地試験が行われた。

それぞれの鋤を畝ごとに交互に使って畑が耕された。穀物が実をつけると、それぞれの畝での違いは歴然としていた。銅メッキの鋤を使った土壌は水分含有量と栄養価が増加しており、トウモロコシは15~20㎝も大きく育ち、穂の収穫量は最大で40%も多くなっていた。土壌の科学的組成、畝の向きや間の幅等、他の条件はすべて同一だった為、収穫量の差は明らかに銅メッキした鋤を使用したものによるものであった。

<中略>

■腐敗した官僚に握り潰された功労
この様な実験から、銅をベースにした鋤の有用性が証明された。この鋤を使えば、生産性が向上し、鋤を交換するためのコストもすぐ回収できたはずだ。この実験は大きな関心を寄せられていたが、ヴィクトルの成果は腐敗した官僚に潰されることとなる。

終戦直後で銅が不足していたため、彼は必要な銅を手に入れるために農務省に出向くこととなった。しかし大臣は化学肥料メーカーから巨額の賄賂を受け取り懐柔されていた。大臣はヴィクトルにも銅と引き換えに賄賂を求めたが、彼はそれに応じなかった。結果、彼の考案した銅製の鋤が生産されることはなく、永きに渡り人々の記憶から忘れ去られることとなった。

*****以上、引用終わり





楊数未知
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