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農村を活性化させる為には?

食文化を育む~北海道の廃校が「食の複合施設」に~

廃校してしまった北海道の北瑛小学校を「食の複合施設」をして食文化を育む拠点として、活躍しているようです。
人を育てた場所に、また息吹が吹き込まれるのは嬉しいことですね。

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「日本で最も美しい村」連合。そう聞くだけでなんだか旅情たっぷりな景色が浮かんできそうだ。北海道にある美瑛町(びえいちょう)も、その一員。そして、その町の小麦畑に囲まれた場所に「北瑛小麦の丘」という施設がある。敷地内にレストラン、ホテル、パン工房、料理塾がそろっているのだが、ここはかつて、「北瑛小学校」という小学校があった場所。2006年3月に廃校になったこの場所で、こんどは食文化を育むべく2014年にオープンした。

【レストラン】
“ここ”でしか味わえない料理を。
レストラン「bi.ble(ビブレ)」では、料理塾の塾生を育てながらシェフが腕をふるう。北海道らしい壮大な景色を眺めながら、絶品フレンチを堪能できる。

野菜は近くの畑からとってきたばかりのものを。そして、食材は食の宝庫らしさを存分に発揮。まさに北海道でだから成せるコース料理となっている。

【パン工房】
目の前に小麦畑があるからこそ。
パン工房では、焼きたてパンを購入できる。美瑛の小麦畑からの恩恵を存分に受けたパンは格別。パン用に改良を重ねられた小麦が使用されているというのも、本気度がうかがえる。北海道在住の友人が、「とにかくもっちもち!そして、クロワッサンがとくに絶品」という情報とともに、会社の上司が車で2〜3時間かけてパンを買うためだけに毎週のように通っているという話をしてくれた。それだけでも、おいしさをはかるには十分だな、と思う。

【ホテル】
併設されているホテルには、ツインルームが全部で5室。朝食には、先ほど紹介した焼きたてパンを。「朝起きるのが待ち遠しい」なんて、そんな風に思うくらいには期待してもいいのではないだろうか。

【料理塾】
「作り手として」を学ぶ。

「食す場所」だけじゃなく、ここは「作る場所」でもある。料理塾は、施設全体が研修の場。農業研究機関、羊の牧場、チーズ工房、ワイン醸造所、そしてこの場所で。座学で理論を学び、実際にはたらきながら料理とサービスを学ぶ。たびたび、錚々たるゲスト講師を招き、料理人を育むことをゴールとしている。


かつて学び舎だった建物を活かしたままの「北瑛小麦の丘」。新しいカタチになった今、この場所で、ほかにはない美食を提供し、そして作り手の育成まで担う。地元の「食」を通してよろこびを生み出し、それを次世代まで受け継いでいく。

かつての小学校の卒業生も、巣立っていった料理塾の塾生も、そして、観光のために遠方から足を運んだ人々も。「きっと、またここで。」そう言って集いたくなる、そんな場所だ。




櫻井佑衣子
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