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農村を活性化させる為には?

自然の循環の本来の力を活かす「草生栽培」

果樹園に下草を生やす園地管理法で、もともとの目的は土壌流亡の防止、有機物の補給が中心であった。草の根が地中深く入るので「自然の深耕機」的な役割もはたし、小動物・微生物も増える。
 反対に、除草剤などで草を枯らしたり、地表を浅く耕すなどして下草を生やさない管理法を「清耕栽培」「裸地栽培」とよぶ。
 もともと園地にある草を生やした「雑草草生」もあるが、クローバー、イタリアンライグラス、ケンタッキーブルーグラス、ライムギ、ヘアリーベッチ、ナギナタガヤなど、購入したタネをまいて限定した草種を生やす管理法も多い。
 草生にすると養水分競合が心配されるが、草を刈る時期、回数を調整することでクリアできる。
 最近は草生栽培のねらいも多様化・進化しており、目的に応じた草種選びが大切になってきている。草で草を抑えて草刈り回数を減らせる草、パートさんが長靴でなく運動靴で作業できる丈の短い草、バンカープランツとなって土着天敵が増えやすい草…。使い方も意識的に刈り残し部分を作って天敵の住処としたり、樹冠下と通路、支柱周辺部、ノリ面を違う草種にするなど、自在になりつつある。
 花が咲く草種などを用いれば観光農園のウリにもなる。草があるという自然に近い状況で栽培することで、天敵や微生物、そしてお客さんも呼べるなど、果樹園が豊かな空間に変わる可能性を持つ管理法でもある。

「ルーラル電子図書館・現代農業用語」引用(リンク)


草生栽培とは果樹を雑草を共生させることで農薬の使用量を最低限に抑えるという栽培法です。
なんで雑草と共生させると農薬が減るの?と思った方が多いと思いますが、下記のような事由で農薬使用を抑えることが出来ます。

まず一つめは"雑草を枯らすための除草剤"が必要なくなるということ。
雑草の力を借りて果樹を栽培するので、除草剤を散布することがなくなりました。除草剤による果樹への負担もなくなり、より健康的に果樹を栽培することができるようにもなりました。

そして二つめは"病害虫を駆除する農薬"の使用を劇的に減らすことができるということ。それは雑草に"病害虫の天敵"が発生するからなのです。従来の栽培方法では、雑草を排除することで病害虫の天敵も駆除してしまっていました。

ですので病害虫への対策は農薬散布に頼るしかなかったのです。その点、草生栽培は病害虫の天敵に果樹を守ってもらえるので、農薬の使用を極限まで抑えることが出来るのです。それに果実の品質にもメリットがあり、雑草が土中のえぐ味を吸収してくれるので果実がより美味しくなります。
つまり、草生栽培を行うということは、安全で美味しい果物を育てるということになるのです。ですが良いことばかりではなく、雑草と果樹の間で養水分の争奪がおきてしまうという問題があります。そうすると果実の成長が悪くなったり、時には果樹が枯れてしまうことも。果樹と雑草の養水分の争奪は草刈の回数やタイミングでコントロールできるのですが、失敗すると養水分不足や病害虫の発生などを引き起こします。しかし必要な時期に必要な回数の草刈を行うのは非常に難しく、知識や経験がなければとてもできません。それ故、草生栽培とは熟練した農家だけが可能にするこだわりの栽培方法なのです。

{草生栽培とは?}(リンク)





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