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農村を活性化させる為には?

岩手発の農業ベンチャー「多田自然農場」~志に時代がついてきた!~

岩手県遠野市に30年前に起業した農業ベンチャー「多田自然農場」がある。その代表である多田氏は、農業で元気な経営をみせ、内に閉じ篭もる日本農業にカツを入れたいと生まれ育った遠野市で乳製品を作り始め、今ではNYへの輸出にまで至っている。

時代の大転換にある今、実質価値=農業は間違いなく見直されるが、それを現時点で実現している多田氏のこれまでの苦悩や志は参考になると思いますので紹介します。

リンク より
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○サラリーマンを辞め、遠野で農業を始める
多田氏は地元の農業高校を卒業し、いったんは遠野市役所に就職が決まる。しかし就職した初日に市役所で過ごし、覇気の無いよどんだ空気を重く感じ、「ここにいたら自分も沈んでダメになる」と思い、一日で退職してしまう。(中略)東京の一流企業への就職も決まっていたが、やはり出奔してきた故郷の遠野が気になり、東京への就職をやめて遠野市役所の試験を受けUターンする。その時、「市役所に勤めるのは10年。その間に農業を本格的に勉強し、新しい時代の農業で食べていこう」と決心した。
実際、多田氏は10年間の市役所人生でも大半を農業に打ち込んだ。荒れていた自分の家の農地を再生するため、毎朝5時に起き草を刈り、土地づくりに取組み、コメ・野菜づくりに挑戦する。昼間は役所で働き、夕方5時になると直ちに役所から畑へ戻り、土・日・祝日、年休はすべて農業のために使い、ボーナスをもらう度に牛を買って肥育したのだ。
(中略)
10年間公務員生活を送った後は、きっぱりと退職し88年から専業農家をスタートさせた。
退職金、借入金などで1億円をかき集め有限会社を設立。北海道から200頭の乳牛を買い付けて事業をスタートさせた。しかし毎日の搾乳量は4トン、糞尿の量が数トン。毎日夜中の2時半から2~3時間の休憩を入れて、夜遅くまで牛舎に入る生活だった。だが、そんな生活を続けているうちに、自分の農製品を農協に持っていき「農協に売ってもらうビジネスではダメだ」と気づく。消費者と直接接するため自分の名前を入れた製品を売るようにし、製品に責任を持つ販売戦略を採った。

○ネットと流通革命が後押し
酪農から始まって乳製品、飲むヨーグルト、スイーツ、無添加ウインナー、無農薬野菜など総合的な農場を作り上げた。農産物は自然の原料を基調に極力、人の手作業で作ることを信念とし、同時に遠野から農産物を発信することで地域の発展にも役立つことを目指したその生き様から「反骨の酪農家」と呼ばれたこともある。
現在は近くの農家の農産物を一緒に売る手伝いをしたりして、遠野は岩手内陸部の拠点になってきた。今やネットで商品を紹介し、宅配便などで商品を届ける時代となった。途中であきらめず、自分の信念を貫いて農産物を生産しているうちに、ネットや流通もついてくる時代になったのだ。良い製品、安全で安心して食べられる農産物と酪農品を一貫してぶれずに追求してきた賜物といってよいだろう。と同時に、時代の先を見据えて努力していると、次第に運も開けてくる実例が多田氏の生き方にみえてくる。
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蔵端敏博
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