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農村を活性化させる為には?

サラダ農法 - 腸内細菌叢を大地の地下で推進する農法?! -2

ある試験(学術的)結果では、緑肥だけで土木工事(排水対策、心土破砕)なし、3年目の収量が慣行の1/10とのことです。その典型が過去の「猿真似自然農法」の、低収量で貧弱、漢方農薬を必要とする浄化不完全な土。
本物(本来の人の食物)を育てる土の作物は、成長も早く見かけも立派で虫(菌)も食わず、高収量(慣行並~3倍:例1、例2)です。

有機農法=堆肥農法ではありません。有機物(炭素資材)を堆肥化すると、原料にもよりますが微生物の働きにより、半分から十数分の一の量になります。大量の資材を使うということは、それだけ環境に負荷をかけることを意味し環境破壊に繋がります。
即ち堆肥は微生物が食べ残した残り滓(ボカシも同様)。残り滓で最大の効果を期待するのは無理というものでしょう。

堆肥は作物の肥料にはなっても微生物の餌にはなりません。食べ滓ですから土を団粒化する力が僅かしか残っていないのです。最小限の有機物で最大限の効果を上げるためには、土の外ではなく土の中で微生物を働かせます。
土壌物理性の改善(団粒化など)は微生物が土壌中で働いてこそ可能であり、これが実際の土の作り方。すると土は進化、階層化します。これが土を作るという真の意味です。

団粒化に貢献するといわれる、ミミズや有用センチュウ等の微小生物は、微生物がいて初めてその力を発揮します。尤も土がフカフカでミミズが沢山いるようではまだ、土ができていない証拠。現行の有機(堆肥)農法を見れば明らかなように、菌害や虫害が出ます。
炭素循環農法では糸状菌が先に有機物を食べてしまい、細菌類や昆虫、ミミズは消えてしまいます。微生物が有機物を分解し微小生物の餌とし、微生物自身も彼らの餌となり土壌中の食物連鎖ができ上がります。実際には、肉眼で確認できる虫はほぼ全て消えます。

 土を効率よく改良するためには微生物のエネルギー源である炭素(有機物)を生きた状態、つまり生のまま与える事が肝要。この際、大規模栽培ではモノカルチャー化と機械化は必然です。

もし、C/N比40以下の、死んだ(菌類がガードしていない)ものや、未熟堆肥(C/N比20~30)を入れると腐敗の結果、過剰な窒素があるのに窒素飢餓 = 窒素ブロックを来たします。今まで完熟堆肥(C/N比20以下)を使えと、言われてきた理由の一つです(C/N比40以上では起きない)。

また、生や未熟堆肥を使うと、病虫害が発生しやすいと言われています。これも窒素飢餓同様、腐敗の結果いわゆる有用微生物(実際には全て有用、無用なものなどない)が充分働けない土壌環境にいきなり過負荷な仕事を課すからです。

そのため分解し切れず、消化不良・腐敗(下痢状態)の結果起きる現象です(大地は地球の腸に相当)。典型例が転換初期の、気温上昇期(春先)の土の硬化現象です。
環境さえ整えれば(土壌の通気性と微生物量の増大)、生の方が遥かに効率的(無駄ゼロ)で問題も起きません。ただ、病み上がりの半病人に過食と美食は厳禁です。

生ごみ処理の場合のような、堆肥化は否定しません。しかし「処理」ではなく「利用」、わざわざ大量の有機物資材を、手間暇かけて堆肥化し、資材が本来持っている力を、無効化する現行の「有機堆肥農法」は、限りある有機物資源と労力の無駄使い。環境破壊以外の何ものでもありません。自然の理に従えば最小限の手間や技術、資材で最大限の効果が得られます。

生生生・・・生の有機物の投入により微生物を生かし、土を活かすサラダ農法が第一の基本です。  


『たんじゅん 炭素循環農法』 リンク より
――――――――――
つづく



小圷敏文
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